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大覚寺では、見頃を迎えた紅葉と光の競演
「真紅の水鏡」が12月 6日(日)迄、行われています。
境内は柔らかな光に包まれ
大沢池には水鏡の世界が広がっています。
大沢の池は、平安時代の初期、嵯峨天皇が嵯峨野に離宮(現在の大覚寺)を
造営された際に、中国の洞庭湖をモデルに、「庭湖」と呼ばれる日本最古の、
観月の池、大沢池(周囲約一キロ)を作られました。
周辺の山の高さ、木々の配置、池を取り巻く背景など、
自然と美が調和した世界です。
大覚寺を紹介したJR東海2007年「そうだ京都行こう」の言葉は
「美しい景色は 人が、つくり上げるものです。この 当たり前の事を
千年経った今・・・ドキリとするのはどうしてだろう。」
と 綴られていました。
まさしくドキリとする夜景が広がっています。
大沢の池の春は桜。
夏には蓮。
夏が終わる日、池の祭壇では「嵯峨の送り火」が燃え上がっていました。
今、季節は紅葉の秋。
水鏡に映る錦秋景色に、ただただ見入ってしまいます。
水面に映る心経宝塔。
護摩堂とお月様。
石仏と心経宝塔。
深まり行く2015年の秋。
錦秋を映す、水鏡の世界に
ただただ 見入ってしまいました。
《大覚寺》真紅の水鏡
〇所 京都市右京区嵯峨大沢町4
〇期間 11/13(金)~12/6(日) 17:30~20:30(受付終了20:00まで)
※昼夜入替制
〇アクセス バス
JR『京都』駅より 市バス28系統・京都バス71・74・81系統 に乗車。
阪急『四条大宮』駅・地下鉄『四条烏丸』駅より 市バス91系統・
京都バス71系統 に乗車。
〇電車 JR嵯峨野線 『嵯峨嵐山』駅 北口下車徒歩約15分。
京福電鉄 『嵐電嵯峨』駅 下車徒歩約20分。
〇駐車場 あり 乗用車 500円(2時間)
〇拝観料 大人500円 小人300円(嵯峨菊展見学付き)