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西本願寺近くの風俗博物館では、源氏物語の世界が、4分の1スケールの寝殿造の模型と
人形で再現されています。
博物館では年に二回展示が変わり、2月4日より新しい展示が始まりました。
2月4日からの新しい展示は、
① 紫の上による法華経千部供養『御法』
② 局・女房の日常
③ 平安時代の遊び
④ 平安の年中行事
館内は、頂いたパンフレットを見ながら
平安中期が描かれた源氏物語の世界を巡って行きます。
源氏物語は、平安時代の光源氏の世界が表現されていました。
複雑に絡み合う人間関係の描写も独特でした。
源氏物語は、光源氏に関わる多くの登場人物の人生史が
仏教的な世界観の「宿世」として描かれています。
館内を巡っていると、まさしく自分が平安時代にタイムスリップして、
御殿を巡っているかの様な感覚になります。
十二単や女官の着物の艶やかな事。
そして、お坊様が着る法衣では、袈裟の細やかな所まで再現されています。
その他にも、襖絵や仏具や調度品に至るまで
伝統工芸の町、京都ならではの職人技が各所に見られます。
平安時代は、平安京遷都(794年)から(1192年)までの約400年の長い時代でした。
再現されている衣装は、平安時代400年間の衣装の変遷も表現されています。
京都に観光で来られた時、源氏物語の世界が、4分の1スケールで見られる
風俗博物館はお勧め処です。
≪風俗博物館≫
○所 京都市下京区堀川通新花屋町下る 井筒左女牛ビル5階
*西本願寺さんのすぐ近くで、1階にローソンがある緑色のビルの五階です。
○時間 9時 00分~17時00分 (日曜・祝日はお休み)
○入館料 500円。
○ アクセス JR京都駅から徒歩15分。