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今日から四月ですね。
桜の花に迎えられて、千本釈迦堂へ。
千本釈迦堂の所は 上京区今出川通七本松。
北野天満宮からも近いです。
ここに咲く、枝垂桜は「阿亀桜(おかめざくら)」。
近くから見上げると、滝の様に桜の花が枝垂れています。
おかめ桜の物語は、鎌倉時代、千本釈迦堂の建設を請け負った
大工の棟梁・高次は作業中にミスって柱を短く切りすぎてしまいました。
自らの失敗に悩む高次に妻のおかめは「他の柱も全部短く切って、
その上に枡組を乗せて高さを補えばいいのよ」と創造力豊かなアドバイスを
高次に送りました。
高次は、おかめアイデアを採用して見事に本堂を完成させました。
しかし、その後、妻のおかめは自分のアドバイスが
世間の表に出ては夫の恥になると思い、自ら死を選びます。
後日、この話を伝え聞いた人々が、おかめさんの菩提を弔うために、
釈迦堂の境内に「おかめ塚」を建てました。
見頃を迎えた桜と、おかめ塚。
千本釈迦堂の本堂は、鎌倉時代1227年より現在まで
天災に合うことなく残り続け、京都最古の仏堂建築となっています。
千本釈迦堂に咲く「阿亀桜(おかめざくら)」でした。
《千本釈迦堂》
〇住 所 京都市上京区今出川通七本松上ル溝前町
〇拝観時間:9:00-17:00。
〇境内拝観:無料。
※ 国宝本堂・霊宝殿拝観料:大人500円。
〇JR「京都駅」から50系統の市バス「上七軒」~徒歩3分。