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15日の京都は、京都三大祭りの一つ、葵祭りでした。
お天気も良く日曜日でしたから約8万人の人出(京都府警発表)となりました。
午前10時半。
総勢500余名・馬36頭・牛4頭・牛車2基・輿1台の華やかな行列は、
京都御所から下鴨神社へと動き始めました。
葵祭りは正式名を賀茂祭と言い、下鴨神社と上賀茂神社、両神社の例祭です。
葵祭の起源は6世紀までさかのぼり、日本のお祭りの原点とも言われます。
祭りに参加する全ての人は 葵の葉をつけ平安時代の装束に
身を包んで御所~下鴨神社~上賀茂神社へ約八キロの道のりを歩いて行きます。
平安衣装の足元は足袋の上から草履や藁ぞうり。
この衣装で八キロの道を、ゆっくりゆっくりと進んで行きます。
行列の長さは約700メートル。
約五百名の人と共に、馬も牛も、この日の主人公です。
葵祭の起源は、今から約1400年前、全国的に大凶作に見舞われ
疫病が流行った年がありました。
天変地異と疫病をおさめる為、祭礼を行ったのが葵祭の起源と言われています。
沿道から大きな拍手が起こりました。
お祭のヒロイン。
斉王代さんです。
御所の玉砂利の道を行く御所車。
車輪が「ギシッ」と、音をきしませると藤の花が揺れました。
つづく