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朝霧の嵐山・青もみじの宝厳院。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2016年6月15日
公開日
2016年6月15日
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朝霧の嵐山。

芭蕉さんは、初夏の嵐山を「六月や峰に雲置く嵐山」と詠まれましたが

この時期の嵐山は朝霧の日が多いです。

嵐山に流れる大堰川から道を少し入ると、天龍寺の塔頭寺院・宝厳院があります。

青もみじの奥に見える茅葺屋根の山門。

茅葺の山門を通り、回遊式山水庭園へ。

宝厳院の庭園は、嵐山の借景を巧みに取り入れた庭園で、

江戸時代の名所案内「都林泉名勝図会」にも紹介された名庭。

庭園に続く、青もみじと苔の小路。

半円の形の垣根は、豊丸垣。

六月の朝霧に洗われた緑が

何とも新鮮です。

撫子。

庭園のお茶処・無畏庵(むいあん)。

和傘の向こうに緑の世界が見えました。

お抹茶と和菓子でほっこり。

和菓子は鼓月謹製の、もみじらくがん。

再び小路を進むと光悦垣根が見えました。

水紋の様な砂模様。

庭園を巡って山門へ。

茅葺き山門では紫陽花が、「また来てね」とご挨拶。

六月半ばの宝厳院。

青もみじと六月の花が綺麗です。

≪宝厳院≫

○所 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36

○アクセス 京都駅からJR山陰本線「嵯峨嵐山駅」から徒歩15分。

京都バス71・72番で「京福嵐山駅前」から徒歩10分。

市バス28番で「嵐山天龍寺前」から徒歩10分。

京福電鉄「嵐山駅」から徒歩10分。

阪急嵐山駅から徒歩15分。

○拝観料 大人500円 小中学生300円(抹茶は別途500円)

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