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グランドホテル藤花(名寄市)にも近く、同ホテル朝食ビュッフェにも卸している「ベーカリーいしだ」に行きました。
一軒家の小さなかわいいお店です。
お店には入るとすぐ目に入ったのは、ズラリと並ぶ予想以上に多いハード系のパン!
好みのチーズたっぷり系「チーズフランス」(216円・税込)。
こちらは「バジルパニーニ」(195円・税込)。
スイーツ系のパンもいろいろです。
「アップルカスタード」(173円・税込)と「村岡さんのブルーベリーデニッシュ」(194円・税込)。
まだまだたくさんありますが、なかでも地元のお客さんから一番人気のパンは…
「北のはと麦食パン」(写真は2斤760円・税込/1斤380円・税込)だそう。
お店に隣接する工房では、パンが焼きあがっていました。
たまごパンのビフォー&アフター。
こちらがたまごパン(10個325円・税込)。
今回、特別に工房を見せてもらえました。
なかでも地元の人に一番食べて欲しい!というオーナー石田さんこだわりのクロワッサン(173円・税込)。
「ベーカリーいしだ」では原料の小麦の90%以上が北海道産だそうです。
そして特徴的なのは地元のハスカップを使ったオリジナル天然酵母を使っていることと、パン生地を低温熟成していること。
今でこそ北海道産小麦のパンは一般的になりましたが、実はオーナーの石田さん、10年ほど前に十勝で北海道産小麦のパン作りに取り組んだ先駆けだそう!
ちょうどクロワッサン生地を仕込んでいました。
寝かせておいたパン生地をローラーで伸ばし、その上にバターをたっぷり乗せて上から叩きます(バターも北海道産!)
クロワッサン(生地)とバターの関係(量)が一目瞭然ですね。
バターと生地が馴染むように折り込みます。
ベーカリーいしだでは四つ折りに。
この折り方でも焼き上がりの味が違ってくるそうです。
そしてこの生地は再び休ませます。
写真は近くの「グランドホテル藤花」の朝食ビュッフェパン。
ベーカリーいしだのパンです。
写真↑のミニクロワッサンの…
成形作業も見せてもらえました。
最後になりましたが、イートインスペースでランチ。
コーヒー、紅茶を162円でいただけます。
クロワッサンはほどよいバターの香りと味、人気の"北のはと麦食パン"は、しっとり甘味を感じるパンでした!
トーストしなくても、このままでスルスル食べてしまいました。
デニッシュのサクサク感とフルーティーなブルーベリーも最高の組み合わせ。
小麦の味を楽しめるパン。
これからの季節は、地元農家で作った新鮮野菜を使った調理パンも続々出てくるそうです。
名寄にこんなパン屋さんがあるんですね~!
7月下旬、とうきびの収穫時期には、なんとフレッシュとうきびをふんだんに使った食べごたえがあるパンを作る予定とか。
地元名寄と北海道がぎっしり詰まったパン、なんとか食べてみたいものです。
おまけ情報…お店では「名寄ロッソ」というトマトジュースがまさにこれから販売されるところでした。
これが…とても甘くてフルーツのようなでもやっぱりトマトの旨みが口に広がる爽やかで深みのあるジュースでした!