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伏見・十石舟とあじさい景色。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2016年6月19日
公開日
2016年6月19日
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伏見を流れる濠川水路では紫陽花が

見頃を迎えています。

水路は春には桜。

今は紫陽花。

伏見の歴史は、豊臣秀吉から始まり

水路は、伏見城の築城資材を運ぶため造られました。

かつて伏見は「伏水(ふしみ)」と記され、

豊かな地下水に恵まれ、酒作りの町としても栄えて来ました。

紫陽花の向こうに見えるのは、月桂冠の酒蔵。

江戸時代の水路沿いには、廻船問屋や宿屋や酒造が並び、

多くの小舟が往来していたそうです。

坂本龍馬さんで有名な寺田屋さんも、すぐ近くです。

水路を運行している十石舟。

十石舟は伏見の町並みや、季節の花を眺めながら運航しています。(大人1,200円・小人600円)

十石舟の提灯も伏見酒の銘柄。

伏見のお酒は、灘の男酒と比べて、柔らかな女酒と言われますが、

十石舟とあじさいの景色を思いながら、今夜一献傾けたくなりました。

《伏見濠川》

○所 京都市伏見区南浜町

○アクセス 京阪電車「中書島」下車5分。

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