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ちょっと変わった名前のパブ「黒衣の僧侶」その由来は?

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2016年6月20日
公開日
2016年6月20日
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地下鉄ディストリクト線とサークル線が停車するテムズ河畔の駅に、ブラックフライアーズ駅というのがあります。そして、その近くの橋はブラックフライアーズ橋。「黒装束の僧侶」なんて、妙な名前ですよね?

更に、駅からすぐの場所にあるパブも「ザ・ブラックフライアー」というんだから、やっぱり気になります。

そもそもの由来は13世紀、この場所にドミニコ修道会の僧院があったからなんです。彼らは黒い僧衣をまとっていたため、ブラックフライアー(黒衣の僧侶)と呼ばれていたんですよ。

そんなユニークな歴史にならって、約100年前に出来たこのパブも「ザ・ブラックフライアー」と名付けられました。

平日の夕方や夜はすごく混み合うけれど、私達は日曜日の午後に行ったせいか空いてて落ち着けました♪

イギリスのパブは大抵、自分でカウンターに行ってオーダー&お勘定を同時にします。生のエールも揃っているから、じっくり選んでみて。もし迷ったら、気軽に試飲もさせてくれますよ。

私達は食事もしたかったので、奥のテーブル席に座りました。壁や天井や窓なども、お坊さんモチーフで一杯です。笑

ハンバーガーを頼んだら、結構なボリューム!お隣にいたお客さんのフィッシュ&チップスも、女性なら食べきれない量でした。

大手パブ・チェーン「ニコルソンズ」経営で、お値段が高くないのも安心。ブラックフライアーズ周辺に来たら、ちょっとお休憩するのに丁度良いパブです。

The Black Friars

174 Queen Victoria Street

London EC4V 4EG

Tel 020 7236 5474

URL: http://www.nicholsonspubs.co.uk/restaurants/london/theblackfriarblackfriarslondon

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