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2016年は6/22~6/26まで開催された旭川デザインウィーク2016に
札幌発着日帰りツアーで行きました。
ショップ・メーカー3カ所を回ったうちのひとつが
東神楽町の匠工芸です。
[Manufacturere of wooden furniture "TAKUMI KOHGEI" in Higashikagura-cho]
周りは森と麦畑・田んぼに囲まれ、いっぱいの緑の中にあります。
入口を入ると工具のディスプレイがありました。
こちらの職人さんは全員が工具一式を持っているそうです。
早速、ファクトリーツアーへ。
作業中の動きを可能な限り削るため、
工場内は効率的な動きを考えたレイアウトに日々改善されるそうです。
整然と美しく並べられた材料や製品は、
効率的を意識している表れですね。
匠工芸の家具作りは、木材から材料を切り分ける作業をのぞき、
ほとんどが分業ではなく、担当する商品ごとにすべての工程を
ひとりが手掛けているそうです。
ファクトリーツアーのために設けられている
階段を上がったエリアでの見学。
整然とレイアウトされた工場内の景観に加え、
この眺めはモダンアート作品のように見えます。
イスの座る部分を少しずつ削っていました。
体触れる部分が心地よくフィットするように
熟練した感覚で微妙なカーブを作っていくそうです。
カーブをつけて水拭きしたパーツ。
いかにも座り心地がよさそう。
ファクトリーツアーのあとは、ゆっくりと
ショールームを見学です。
階段を上がってすぐ、大きな窓からグリーンが
目に飛び込んできました。
家具と一体化して絵のようです。
匠工芸のイスも一度座ると立ち上がりたくなくなる心地よさ。
旭川デザインウィークで数々のイスに座ってみましたが
ここでもイスの座り心地のよさを改めて実感しました。
まるで体がイスに吸い付くようです。
[ANIMAL STOOL]
人気のアニマルスツール。
[PARROT CHAIR]
カラフルなパロットチェア。
座面がオウムの嘴に似ているので「PARROT」と命名したそうです。
3cm単位で座面の高さも変えられます。
こんな家に住みたい!と思わせる
家具がショールーム中に広がっています。
販売用家具ではありませんが、展示のチェストの上に
飾られていた木製小物。
夢が膨らむディスプレイです。
楽しみにしていた「おもてなし」タイム。
旭川デザインウィークならではの楽しみ方です。
匠工芸では、ショールームで飲み物をふるまっていただけました。
座ると立ち上がりたくなくなるイスに座り、
外の見える緑を満喫しながらコーヒーブレイク。
ちなみに匠工芸の旭川デザインウィーク「おもてなし」は、
ランチタイムには社長が打つ恒例の"そば打ち「匠庵」"など
家具のみならず魅力的だそうです!
かわいい木製クラフトも各種販売しています。
大自然の中で育った木の家具を大自然の中で見る工房。
実際に見て・触れて・座ってみると
丹精込めて作った家具の力を感じます!
【株式会社 匠工芸 ショールーム】
北海道上川郡東神楽町南1番通24
TEL: 0166-83-4400
営業時間: 8:30~17:30
定休日: 年末年始・お盆
アクセス
・車でJR「旭川駅」より約40分、JR富良野線「西聖和駅」より約25分
・車で札幌より道央自動車道(旭川北IC)経由で約2時間20分
関連リンク
・匠工芸