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JR花園駅近くの「法金剛院」。
寺院は関西花の寺、第十三番霊場。
境内には四季毎に、美しい花が咲きますが、
今は紫陽花と蓮が見頃を迎えています。
法金剛院は、唐招提寺に属する律宗の寺院です。
平安時代の貴族・清原夏野が山荘として営んだのが始まりで、その後双丘寺と称され
境内には沢山の花が植えられました。
沢山の花が咲く事から、この地域一体の地名「花園」と言う名の由来にもなります。
庭園は回遊式庭園で、花々を見ながら
池の周りを廻って行きます。
今の時期の池は、蓮の葉で埋め尽くされています。
蓮の花は睡蓮と同じく水生植物ですが、水面に花を浮かべる睡蓮と違って
茎を高く伸ばし花を付けます。
仏の教えでは、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と例えられているそうですね。
蓮の花は、朝早く開き 夕方には閉じ
花の開閉を3回繰り返して、4日目に花びらが散るそうです。
「蓮は泥より出でて 泥に染まらず」。
花の寺・法金剛院。
紫陽花と蓮が見頃です。
《法金剛院》
◎ 京都市右京区花園扇野町49 時間 9:00~16:00
◎ 料金 500円
◎ JR嵯峨野線「花園駅」から徒歩3分
◎ 駐車場有