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十六日の京都は、五山の送り火と嵐山万灯流しでした。
まずは、嵐山で行われている、「嵐山万灯流し」を見に行ったのですが
雨が降り始め、雨の夜となりました。
夜・七時。嵐山・渡月橋畔では「嵐山万灯流し」が行われていて
渡月橋の上は、万灯流しを見る人でいっぱいでした。
「嵐山万灯流し」は昭和22年から 戦没者の霊を慰める為に始まり、今に至っています。
雨の中、嵐山から清滝道へと自転車を走らせました。
時計を見ると、八時。五山の送り火の時間です。
五山の送り火は、約三十分の 炎の行事です。
八時には「右大文字」が点火され・・
八時十分に「妙」。八時十分に「法」。
八時十五分に「船形」。
八時十五分に「左大文字」。
八時二十分「鳥居形」・・・・と 順番に点火して行きます。
望遠で見ると、降りしきる雨の中、山の上で
炎の準備をしておられる方々が見えました。
八時二十分。
雨の中、鳥居形が燃え上がりました。
五山の送り火の炎は、五ヶ所の全部を見るのは 飛行機やヘリコプターなら可能ですが、
地上からは、かなり難しいです。
特に清滝道は、市内でも奥まった所にあり「鳥居形」は目の前に見られますが
他の左右の大文字や妙や法や船形の炎は見えません。
「鳥居形」が燃え上がる山は、曼荼羅山。
炎は、縦76m 横72m。
精霊と夏を送る鳥居形の炎は、雨の中に燃え上がっていました。