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数々のスリラー映画を世に送り出した映画監督アルフレッド・ヒッチコックは、今も多くのシネマ・ファンに愛されていると思います。そんな彼の名作が壁画となって勢ぞろいした駅をご存知ですか?
例えば、この「サイコ」。無気味なバイオリンの不協和音とともに手に汗を握った、映画史上の名場面!怖~いシャワー・シーン・・・と、それを演技指導するヒッチコック監督が描かれていますねー。
それは地下鉄セントラル線の、レイトンストーン駅。ちょっと見には何の変哲もない小さい駅に見えるけど、
駅の壁には「泥棒成金」「鳥」「めまい」等々、ヒッチコック珠玉の名画シーンがタイルのモザイク手法で再現されているんですよ!
何故ならヒッチコックは1899年に、この町レイトンストーンで食料品店を営む両親のもとに生まれ育ったから。子供時代の彼が父親に見守られながら馬に乗る姿を描いた壁画もあって、当時の様子がしのばれます。
「見知らぬ乗客」で繰り広げられたメリーゴーラウンドでの格闘シーンも、
若き日のヘンリー・フォンダが熱演した「間違えられた男」も、グレース・ケリーの凛とした美しさが際立っていた「裏窓」も・・・それぞれが鮮やかな作品となって甦っています。
レイトンストーンの駅前は、こんな感じで全体的には庶民的な雰囲気。
でも最近はお洒落で美味しいカフェなども増えてきて、例えばこの「ザ・ワイルド・グース・ベイカリー」みたいにケーキやサンドウィッチ類の美味しいお店などお勧めですよー♪
・・・さて私事で恐縮ですが、2年ほどヒースロー特派員として現地情報をお届けしてまいりましたが、この度そのお役目を終了する運びとなりました。
でも、お別れじゃないんです(笑)。 次回からはロンドン特派員として心機一転、更に旬なロンドン情報をお届けしたいと思いますので!!!これからも、益々ご期待くださいね♪