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竹と楓の深秋景色。「洛西・地蔵院」。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2016年11月30日
公開日
2016年11月30日
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11月も月末となりました。

地元新聞の紅葉情報では、「紅葉見頃」が少なくなり「落葉近し」の文字が

並んで来ています。

今年の紅葉も、いよいよ佳境と言う感じです。

洛西の古刹「地蔵院」。

ここは、境内を包む様に竹林が広がり「竹の寺」と言われます。

地蔵院は、京都の紅葉では、かなり遅くまで紅葉が見られる所。

山門の向こうに黄色楓が見えました。

見上げると、空を覆う様に伸びる竹林。

竹林の中、色とりどりの楓が映えています。

地蔵院の始まりは、鎌倉時代。

地蔵院は、一休さんが幼少の頃を過ごされた寺院。

一休禅師は、後小松天皇の皇子として

応永元年(1394年)に地蔵院近くで生まれ、幼少の頃を、

この地で過ごされたそうです。

地蔵院の辺りは、山が近くまで迫り

この時期は、午後四時を回ると夕暮れが訪れて来ます。

一休さんが過ごした620年前は、

静寂の世界が広がっていたでしょうね。

地蔵院に広がる、2016年の晩秋景色に、

ただただ,見入ってしまいました。

《地蔵院》

◎ 京都市西京区山田北ノ町23

◎ 阪急電車 上桂下車 徒歩約15分

京都バス 苔寺下車 徒歩約3分

市バス 苔寺口下車 徒歩約10分

◎ 拝観時間 9:00~16:30 500円

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