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参道に広がる見事な紅葉。「鹿王院」

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2016年12月2日
公開日
2016年12月2日
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嵐山近くの仏牙寺「鹿王院」(ろくおういん)。

鹿王院は、嵐山近くの三条通りから細い道を入った所にあります。

電車では、京福電鉄鹿王院駅より南西へ徒歩2分。

ここも遅くまで紅葉が楽しめます。(写真は12月2日)。

鹿王院は、足利三代将軍・義満が24歳の時(1380年)に建てた寺院。

入り口の山門には義満の字による額がかかっています。

山門をくぐると、境内奥へと続く長い参道があります。

見上げると、木漏れ日が紅葉に映えて、

美しい色を放っています。

鹿王院は観光名所の嵐山に近くにある事もあり

紅葉観光では穴場とも言われます。

客殿前からは、嵐山を借景とする庭が広がっています。

庭の奥に建つのは舎利殿。

舎利殿は、鎌倉幕府の3代将軍・源実朝が宋の国から手に入れた仏牙舎利(ぶつげしゃり)を安置するお堂。

舎利殿奥には 深い味わいの晩秋景色が見えます。

鹿王院では現在、完全予約制で初開催の

ライトアップも行われています。

鹿王院の紅葉は、客殿前の庭園は盛りを過ぎつつありますが、

参道の紅葉は、まだまだ見頃です。

《鹿王院》

○所 京都市右京区嵯峨北堀町24

○拝観時間9:00~17:00

○拝観料400円

○アクセスJR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約6分。

京福電鉄鹿王院駅より南西へ徒歩2分。

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