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嵐山近くの仏牙寺「鹿王院」(ろくおういん)。
鹿王院は、嵐山近くの三条通りから細い道を入った所にあります。
電車では、京福電鉄鹿王院駅より南西へ徒歩2分。
ここも遅くまで紅葉が楽しめます。(写真は12月2日)。
鹿王院は、足利三代将軍・義満が24歳の時(1380年)に建てた寺院。
入り口の山門には義満の字による額がかかっています。
山門をくぐると、境内奥へと続く長い参道があります。
見上げると、木漏れ日が紅葉に映えて、
美しい色を放っています。
鹿王院は観光名所の嵐山に近くにある事もあり
紅葉観光では穴場とも言われます。
客殿前からは、嵐山を借景とする庭が広がっています。
庭の奥に建つのは舎利殿。
舎利殿は、鎌倉幕府の3代将軍・源実朝が宋の国から手に入れた仏牙舎利(ぶつげしゃり)を安置するお堂。
舎利殿奥には 深い味わいの晩秋景色が見えます。
鹿王院では現在、完全予約制で初開催の
ライトアップも行われています。
鹿王院の紅葉は、客殿前の庭園は盛りを過ぎつつありますが、
参道の紅葉は、まだまだ見頃です。
《鹿王院》
○所 京都市右京区嵯峨北堀町24
○拝観時間9:00~17:00
○拝観料400円
○アクセスJR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約6分。
京福電鉄鹿王院駅より南西へ徒歩2分。