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ここ2日ほど、大荒れだった北海道の空模様。
大雪で空の便が欠航となり、不便な思いをした方も少なくないと思います。
札幌管区気象台の発表によると12月24日現在、
札幌の積雪は、すでに92cmにもなるそう!
昨夜も歩くのがつらくなってくるほどの降雪でしたが、
一夜明けると大雪がウソのような青空。
雪かきを途中で投げ出し、新雪を求めて歩いてみました。
"Snowcapped range of mountains in Sapporo"
山々は真っ白に雪化粧しています。
樹氷がついているのか、枝先まで真っ白。
"Tree after the heavy snowfall"
常緑樹も雪で覆われ、雪がまるで綿のよう。
絵本から飛び出してきたような冬の木です。
小さな川は雪の中に埋もれそう。
"Sunbathing sparrows after the heavy snowfall"
日が差しているといってもこの日の気温は最高マイナス3度、最低マイナス6度。
寒空の下ではありますが、数日ぶりの青空にスズメがたくさん日光浴をしています。
昨夜までの冬の嵐のあとが、ほかにも残っていましたありました。
"Snow ripple"
雪や風によって自然にできた模様、雪紋(風雪紋)です。
まだ誰も足を踏み入れていなかったうえ、
マイナス気温だったので雪紋がしっかりと残っていました。
雪紋ではありませんが、朝日を浴びてピカピカに光る雪。
あちこちの枝に雪がところどころ積もっていますが、
よく見ると、枝には固く閉じているものの小さな芽が。
白い物体は雪です。
こちらも枝には小さな芽がたくさんついていました。
"Red rowanberry with snowcap"
白一色の札幌の冬に彩を添えてくれる風物詩のひとつ、
真っ赤に実ったナナカマドの実です。
青空の下、雪の三角帽子を被った赤いナナカマドの実。
赤・青・白のコントラストは、厳しい冬の楽しみのひとつです。
ここ2日ほどで12月の積雪が50年ぶりに90cmを超えた札幌ですが、
雪かきで汗を流す一方、自然の中にちょっとした楽しみをみつけながら
いつになく雪深いクリスマスを迎えます。