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小樽観光で食事、といえば、かなりの確率であがる「青塚食堂」の名前。
このたび、「民宿 青塚食堂」でランチを初体験しました。
小樽の祝津で少なくとも50年ほど前から営業している民宿青塚食堂。
昔から焼き魚やツブ焼きなどを食べられる食堂だったようです。
最近では、観光客にも人気のスポットとしてよく知られていると思いますが、
地元の会社などが宴会にもよく使っているそうです。
"Char-grilled herring"
車を降りてすぐに香りが漂ってきました。
その正体は「ニシンの炭火焼」。
店舗前で風に煽られて元気に起こっている炭火にとても大きなニシンが炙られています。
11時半頃だったこともあり、待たずにお店に入ることができました。
でも、GW中は、予約が入らないほど混んでいたそうです。
焼き魚定食や刺身など、小樽ならでは、祝津の海を前にしたここだからこその
魅惑的な料理が数多く並ぶなか、カレーライスやラーメンなど"食堂"のメニューも。
常連らしいスーツ姿の男性がカレーライスを食べていました。
とてもおいしそうな香りに誘惑され、
また、別のテーブルでラーメンをすする光景にも魅了されましたが、
今回は初体験のため、王道(?)の焼き魚定食を注文。
"Combo char-grilled fish with rice, miso soup, pickles, fresh slices of raw fish and salted squid"
「特大にしん焼き定食スペシャル」(1,830円)
店の前で炭火焼していたあの大きなにしんがやってきました。
「特大にしん焼き定食」(1,296円)もありましたが、
お刺身付きの"スペシャル"にして大正解。
"Fresh slices of raw fish"
見るからに新鮮なお刺身は、やはりとてもおいしく、
ホタテの耳のコリコリ感がその鮮度を物語っていました。
"Salted squid and Marinated dried squid, fish roe and seaweed with soy sauce"
小鉢は2種類、イカの塩辛と松前漬けです。
特に塩辛はイカの新鮮さがはっきりわかる歯ごたえと、
塩辛過ぎないイカゴロの味が印象的で、なかなかお目にかかれない絶品でした。
"Uohanadon – Bowl of char-grilled Okhotsk atka mackerel seasoned with sweet soy sauce"
「魚花丼」(880円)
"ホッケの蒲焼風丼"だそう。
これが予想以上にツボにはまった味で、ふっくらした身は魚とは思えないほど。
初めて体験したホッケの食べ方に加え、ホッケのこのふっくら感と肉厚感も初体験でした。
どちらもボリューム満点で、大満足なランチとなりました。
メニューに写真が載っていたのですが、どちらも写真以上に見事な"盛り"でした。
ぜひまた行きたい!と思う食堂でした。
民宿もやっているので、宿泊したときの料理も興味津々です。
【民宿 青塚食堂】
北海道小樽市祝津3-210
TEL: 0134 – 22 – 8034
営業時間: 10:00~20:00(L.o 19:00)
定休日: 年中無休(年末年始・春の一時期を除く)
アクセス
・「小樽駅バスターミナル」より中央バス「祝津水族館行き」バスに乗車、「水族館前停留所」で下車(所要時間約20分)、徒歩約1分
・「JR小樽駅前」より車で約12分
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