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五月半ばの今、向日市の「竹林の径(みち)」では美しい緑の世界が広がっています。
向日市西ノ丘丘陵にある竹林の径。
竹林を渡る風の音や小鳥のさえずりを聞きながら、木もれ日や香りを楽しむ
「癒しの散策路」として親しまれています。
京都で竹林と言いますと、嵐山の天竜寺裏から大河内山荘に至る
「竹林の小路」が有名ですが、どの季節にも観光の方がとても多いです。
しかし、こちら向日市の「竹林の径」は、高台にある事と、アクセスの難しさから、
休日の昼間でも人通りは非常に少なく、ウォーキングやカメラ好きの方には人気のエリアです。
竹林と言いますと、かぐや姫の竹取り物語が浮かんで来ます。
伝説のモデルとされる地は、全国に数多くあるといわれていますが、
向日市から長岡京に続くこの地は、平安京以前の都「長岡京」が存在したエリアで
遠い昔の夢を秘めた西ノ岡丘陵は、あたかも、かぐや姫の発祥の地を想わせるものがあります。
約1.8km続く竹林の径。
最近では車のCMでも、この道が登場していました。
《竹林の径》
○所 向日市寺戸町芝山〜物集女町長野、中海道地内
〇アクセス JR京都線「桂川駅」、阪急京都線「洛西口駅」からバス「向日回生病院前」下車徒歩10分。
〇 JR京都線「向日町駅」、阪急京都線「東向日駅」から阪急バス「東山」下車徒歩10分。
〇 阪急電鉄「桂駅」から京都市バス西3、西8系統「南福西町」下車徒歩5分。
〇周辺の見所 竹林公園 寺戸大塚古墳