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京都に五重塔は、いくつあるでしょうか。
答えは五つです。(以下順不同)
一番は京都駅から見える東寺の五重塔。
二番は東山、八坂の塔。
三番は御室仁和寺の五重塔
四番は醍醐寺の五重塔。
そして、五番が、今日のぺージの海住山寺(かいじゅうせんじ)の五重塔です。
海住山寺は、京都府の木津川市にありR163号の北、三上山中腹、標高約200mに
建つ寺院です。
前ぺージの岩船寺からも近く10キロ進めば奈良と言う所にあります。
海住山寺へ続く道は、車一台やっと通れる程のクネクネ山道が、寺院へと続いています。
京都の木津エリアには、飛鳥時代~奈良時代創建の古代寺院が幾つかあります。
これは、木津には奈良時代の一時期に恭仁京という都がおかれたことや、
木津が奈良へ通じる重要ルートだった事があるかも知れません。
深い歴史の海住山寺。建立は735年。
国宝の五重塔は、鎌倉時代(1214年)に建てられています。
構造が他の五重塔と比べ、初層外側にいくつもの柱があります。
これは初層屋根を支える構造で、他の五重塔には無い構造です。
塔の高さは、17.1m。
《海住山寺》(かいじゅうせんじ)
〇所 〒619-1106 京都府木津川市加茂町例幣海住山境外20
〇拝観料 本堂拝観 400円、その他入山 志納100円
〇参拝時間 9:00~16:00
〇アクセス 電車JR
「加茂駅」より徒歩約50分
または、コミュニティーバス大畑線・加茂通学線「海住山寺口」下車、徒歩約15分
〇アクセス 車 国道163号線から2km。