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夏を見送る「愛宕古道街道灯し」。

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2017年8月26日
公開日
2017年8月26日
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奥嵯峨では愛宕古道街道灯し(あたごふるみちかいどうとぼし)が、

8月23日から25日まで行われていました。

「愛宕古道街道灯し」の始まりは22年前に、化野念仏寺千灯供養への

来訪者を迎える為と、地域の地蔵盆を盛り上げる為に、

瀬戸内寂聴さんと嵯峨野保勝会、京都嵯峨芸術大学が共に作り上げてきたお祭りで、

愛宕街道沿いに、手作りの小さな行灯を点したのが始まりでした。

エリアは、愛宕神社一之鳥居から二尊院、清凉寺までの約1.5キロの街道沿いです。

街道には、地元の小中高校生や大人が描いた約800個の行灯が灯っています。

大きな行灯は高さ10m近くになります。

嵯峨鳥居本のHPには、愛宕街道紹介の素敵な詩が載っています。

「ゆっくりと歩きたい」

ここにはなんにもない。

ただただ時間がある。

じっくりと培われた なんにもない

ここにしかない時間。

あっと言う間に過ぎる日々の、ふと

ぼんやり雲を眺める様な。

あの余韻みたいな感じがここにはある。

古い町並みが残る街道。

愛宕山に続く一本の道。

行って帰る、ただそれだけだけど

おんなじ様で違う様な。

ずっと昔もたった今もおんなじ様な。

そんな時間を、ゆっくりと歩きたい。

夏を見送る、愛宕古道街道灯し。

ここには、夏の催しにある、花火や音楽もなく

静寂の中に奥嵯峨の町並みが続いていました。

※ 嵯峨鳥居本HPから言葉お借りしています。

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