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北区・鷹ヶ峯の源光庵。
ここは京都市内の北にあり、街中よりも朝晩の冷え込みがあり、
その分、紅葉も早く色付きます。
鷹ヶ峯の紅葉は、目の覚めるような深くて鮮やかな紅色。
木々は日毎に色付いて来ています。
かつて鷹ヶ峰の地は、江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)が草庵を結び、
学問や芸術が栄えた地でもありました。
源光庵の山門に続く参道は、ひし形の石畳。
そして参道の両側からは、背の高いススキが迎えてくれます。
山門の上には、丸い窓がふたつ。
それは夜空に浮かぶ月のようにも見えます。
山門をくぐります。
まずは書院からの眺め。
本堂に続く廊下の窓。
本堂に入ると、禅の境地を表す窓が二つ。左右に隣り合っています。
向かって右に位置するのは四角い「迷いの窓」。
これは人生における四苦八苦、煩悩の姿を表しているそうです。
一方、左にあるのが円形の「悟りの窓」。
こちらは円通や広大無辺な大宇宙、とらわれのない目覚めた姿など、
禅における悟りの境地を表しているそうです。
〇と□の窓の前に座ると、静かな世界が心に広がって来る様です。
《源光庵》
〇所 京都市北区鷹峯北鷹峯町 営業時間9:00~17:00
〇アクセス 市バス 鷹峰源光庵前下車徒歩約1分
〇駐車場あり
〇拝観料 500円