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北海道ニセコエリアの倶知安町にある全15室の旅館「坐忘林」。「和」と「モダン」が融合しながら自然の美しさを満喫できる贅沢な空間を案内していただく機会を得ました。髄所に創設者の哲学さえ感じられる旅館を写真でご紹介します。
自然を可能な限り堪能する贅沢な時間を過ごして欲しい-。
創設者の意向で、客室にあるものは、極力目に直接触れないよう、調度品のなかに隠されています。
ニセコエリアの無垢の自然を堪能していただくには、「本当はテレビもなくしたかったくらい」ということで、
テレビ一式をはじめ、あらゆるものが木製家具のなかに収められていました。
客室に引き込まれた天然温泉や窓から見える景観。
客室名は、すべて雪に関連する家紋を採用していたり、機能的かつ優雅なベッドから景色を一望できるなど、
自然・モダン・機能性が一体となった、まるでアートミュージアムのような旅館です。
ちなみに創設者は写真家でもあり、ニセコエリアの自然をモチーフとした写真もこちらの旅館のポイントです。
北海道生まれ・育ちながら、「坐忘林」を訪れ、改めて日本と北海道、いろいろなことを見つめ直すきっかけになりました。