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毎年、1月下旬から3月中旬まで上川町で開催される
「層雲峡温泉 氷瀑まつり」に間に合わなかった!という方に
1年を通して"極寒"を体験できる「北海道アイスパビリオン」をご紹介します。
大雪国道沿いのこのサインが目印。
レストランやお土産店などで構成する「北の森ガーデン」の
施設のひとつが北海道アイスパビリオンです。
アイスパビリオンへの入場は、こちらでチケットを購入。
大人1,080円、小学生650円、用事(3歳以上)200円。
チケットを購入し、スタッフの方の説明を聞きつつ
気温によって色が変わる"塗り絵"に色を塗ってから
いよいよパビリオンの中に入ります。
「氷のシトラセゾーン」。
イルミネーションが続く階段を上り、先へ進みます。
アイスパビリオンの中の「アイスホール」では、
夏でも"極寒"、マイナス41℃を体験することができます。
写真は、防寒ウェア。
手袋も貸してもらえます。
さらに、寒さを実感するための小道具も手渡されます。
それは、濡れたタオル!
濡れたタオルを手に、アイスホールの極寒スポットへ向かいます。
アイスホール内はマイナス20℃に保たれており、
ライトアップされた氷の鍾乳洞や氷柱を見ることができます。
25年かけて今の氷の世界をつくりあげたそう。
氷のトンネルを抜けていくと、いよいよマイナス41℃のスポット。
ボタンを押すと、上から強烈な冷気が吹き降りてきます!
想像ではわからない冷たさと寒さ…。
さらにマイナス20℃の寒さといえば…
ダイアモンドダストを見ることができます。
北海道在住でも、場所によっては、そうそう見ることができない
ダイアモンドダストは、貴重です。
そしてふと気が付くと、寒さを実感できる小道具、
濡れたタオルはガチガチに凍っていました!
ほんの何分か歩いているうちに凍ったタオルを見て、
マイナス20℃の寒さを視覚で実感しました。
さらに、この五寸釘をどうするかというと…
カチカチに凍った「アイスバナナ」は、
釘を板に打ち付けられるほどの硬さです。
これもまた、マイナス20℃の寒さを体感します。
最後に遭遇したのは、寒い海、オホーツク海の象徴、流氷から、
"流氷の天使"の異名を持つ「クリオネ」。
ゆらゆら水を行き交うようすは、一瞬、寒さを忘れて癒されます。
ひととおりアイスパビリオンを見学し終わると、
出口では、お茶とお菓子が待っていました。
薪ストーブの暖かさと熱いお茶が
体の芯から温めてくれます。
ひととき暖を取って外へ出ると、来た時に通り過ぎた
「そりあそび」スポットへ。
来た時は、大人と子供が一緒にそりあそびを楽しんでいたようすを
横目で見ながら、アイスパビリオンの中へ向いましたが、
今度は、スタッフの方もおススメのそりあそびにいよいよ挑戦。
ひとりひとつの"そり"を連結(後ろの人の足を前のそりに投げ出す)
することで、何人もが連なって滑り降ります。
一見、そう距離も長くないので、何気なく滑り降りたのですが…
想像をはるかに超えたスリルと楽しさ!
スピード感もかなりのもので、壁にぶつかりそう!
と思うのですが、案外スルリと交わし、予測がつかない楽しさ。
思わず童心に返って思い切り"そりあそび"を楽しめます。
また、層雲峡氷瀑まつりの時期をメドにコースがさらに長くなるそうです。
上川町界隈へ訪れた際は、北海道の極寒を体験してみてはいかがでしょう?
【北海道アイスパビリオン】
北海道上川郡上川町栄町40
TEL: 01658-2-2233
営業時間: 8:30~17:30(最終受付17:00)
休館日: 年中無休(設備メンテナンス・悪天候での休館有り)
入館料: 大人(中学生以上)1,080円・子供(小学生)650円・幼児(3歳以上)200円
アクセス
・車で層雲峡温泉より約25分
・車で愛山上川IC(旭川紋別自動車道高規格道路)より約8分
・車で上川層雲峡IC(旭川紋別自動車道高規格道路)より約2分
・JR「上川駅」よりタクシーで約5分(約500円)
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