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パリ市内にある大手デパート、プランタン・オスマン本店に新しい食品館「プランタン・デュ・グー」が1月10日にオープンしました。オスマン通りにあるデパートの食品館は、今までギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン店のグルメ館だけでしたが、そこに新しい選択肢が加わった形です。
このプランタン・デュ・グー、新しいコンセプトが満載なんです。
まず場所がプランタン・オスマン本店のメンズ館7階と8階(フランス式)にあります。食品館といえば日本で言えば地下、フランスでも低層階にあるイメージですが、プランタン・デュ・グーは眺めの良い高層階に位置します。
フロアの大きさは2つ合わせて1700平方メートル。7階には高級エピスリーとフランスを代表する食品とブランドが、8階は季節の新鮮な食材を販売するマルシェになっています。テイスティングやアトリエ、生産者・職人・ワイナリー・フランス各地のシェフとのセッションも定期的に開催する予定です。
商品も厳選されたものばかり。品物のセレクトはプランタンのスタッフと、サロモン・ド・ロトシルドホテルの統括を担当していたエマニュエル・トゥブル氏が担当。計画が始まった2015年から3年間かけて、フランス各地の2000人の職人が作った1万8000品目のリストから2500品を選定し、今回のオープンに並べました。そこにフランスを代表する高級ブランドおよびシェフが賛同し、フロアを構成しています。
具体的にはどのような品物が並んでいるのでしょうか。
7階のフランスを代表するアイコンとして、チョコレート「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」、トッリュフ「メゾン・パルム」、魚の燻製「ビザンス」、フォアグラ「メゾン・デュベルネ」、ヘルシー料理「ラ・ジュースリー」、お茶「パレデテ」、コーヒー「ロミ」がそろいます。ワイン売り場は「ル・ルベール・ド・バッキュス」がシャンパンバーを併設して担うほか、高級エピスリーや料理専門書店もあります。
8階はパティスリー「クリストフ・ミシャラク」、パン「ゴントラン・シェリ」、肉「アトリエ・ヴィヴァンダ」、これら以外にチーズや野菜、果物、魚売り場が並び、260席(屋内190席、テラス70席)のテラスからは、パリの景色を楽しめます。
プランタンで買い物を続けたい場合や手ぶらで一度仕事に戻りたい場合は、商品を冷暗所に預けられるサービスもあり。新しいプランタン、要チェックです!
【データ】
住所:64 boulevard Haussmann 75009 Paris
営業時間:9時35分〜20時(木曜は〜20時45分、日曜は11〜19時)
定休日:無
最寄り駅:地下鉄3、9号線Havre – Caumartin