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イビサ・暮らしの手帳「カーニバル」

今岡 史江

今岡 史江

スペイン特派員

更新日
2018年2月13日
公開日
2018年2月13日
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イビサ島のカーニバル、謝肉祭はイビサ市では2月11日、日曜日、サンタ・エウラリア市とサン・アントニオ市では13日火曜日に催されました。ヨーロッパではベネチアが、スペインではカナリア諸島が特に有名です。

カーニバルというと、華やかなダンスを伴うパレードのイメージが浮かびます。

これは宗教行事ではありませんが、キリスト教のイースター、復活祭に関わっています。

イエス・キリストは張りつけにされて亡くなったその3日後復活します。それをお祝いする日が復活祭です。

春分の日の後の最初の満月の次の日曜日が復活祭で、今年は4月1日です。

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その復活祭の46日前の水曜日をアッシュ・ウエンズデー、灰の水曜日と呼び、カトリック教徒の人は教会で灰を額につけてもらい、その日から復活祭までの間、毎週金曜日、肉食を控えていました。キリストの死を控えたこの静粛な時期を前に、人々がお祭り騒ぎをしたのがカーニバルの起源だといいます。

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今ではその意味は消え、仮装をして行進をするお祭りと化しています。

このパレードには市に申請すれば誰でも参加できるので、会社のグループ、友達同士のグループ、個人、学校のサークル、町内会、老若男女、様々な人が参加します。普段から遊ぶ時は全力で遊び楽しむスペイン人のカーニバル熱はエスカレートしているようで、今年は仮装やダンスなど市から賞金が出、大勢の人が参加していました。写真でですが、その様子を一緒にお楽しみください。参加者が楽しんでいるのが伝わって来る上に、色々な仮装があって楽しいですよ。

(写真は地元紙 Diario de Ibiza より)

見ている人も・・ ^^

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