キーワードで検索
八ヶ岳ビール『タッチダウン』も冬の季節。冬季限定シュバルツが2月4日から販売されています。
定番商品のピルスナー、デュンケル、清里ラガー、プレミアムロック・ボック、そしてシュバルツを、飲み比べしてみようと購入しました。
このビールは、『萌木の村』のレストラン『ROCK』に併設されている『八ヶ岳ブルワリー』で醸造しています。
「八ヶ岳の恵まれた天然水、本場ドイツで門外不出と言われているミュンヘン・バイエシュテファン研究所の優秀な酵母と、チェコ産の最高級アロマホップ、日本とカナダの厳選した麦芽を使用し、非加熱・無濾過で生きた酵母がそのまま入った"本物の生ビール"」だそうです。
生ビールなので冷蔵庫での保管が必要なうえ、賞味期限が3カ月。酒屋さんや甲府駅のお土産コーナーなどにもなく、『ROCK』で購入しました。購入時「すぐに冷蔵庫に入れてください」との声かけが。生物なんですね。
では、さっそくいただいてみましょう。
(金額は、『ROCK』で購入したときのもの。すべて1ビン330mlです)
【ピルスナー】(税込み540円)アルコール度数5.5%
「すっきり爽やか、ほのかな香り 聖地ハラウタ産のホップを飲みつくせ」
とは、購入したビールと一緒に箱に入れてくれたミニパンフレットのコピーです。
日本で一般的に飲まれているのは、このピルスナー。きれいな金色をしていますね。軽くて苦みもやわらかです。だけど軽いだけじゃない。旨みが濃くてしっかりしてる。そして爽やかな味わいでした。
☆ポテトグラタンアンチョビ風味を、ペアリング。
【デュンケル】(税込み540円)アルコール度数6.0%
「カラメル麦芽が生む、深い味わい ちょうどいい濃厚さがたまらない」
ドイツ語で「暗い」という名のドイツはミュンヘン由来のデュンケル。濃い目のブラウンをしています。色とアルコール度数に重めの味を想像していましたが、これが以外にすっきりしてる。シャープな味わいです。そしてあとからしっかりと苦味がやってきました。
☆フランクフルト粗びきポーク&ハーブを、ペアリング。
【清里ラガー】(税込み540円)アルコール度数5.5%
「こんなマイルドな苦味を待っていた スーパーな爽快感で身も心も軽やかに」
麦芽と米とコーンスターチ、ホップを使った清里ラガー。ピルスナーよりは濃い金色です。だけどピルスナーより軽くてすっきりしてる。『タッチダウン』のなかでいちばん軽いんですね。味わいは、なんともフルーティー!
☆鶏手羽唐揚げ粗塩&粗びき黒胡椒味を、ペアリング。
【プレミアムロックボック】(税込み650円)アルコール度数7.0%
「濃く、甘く、深く、洗練された味わい 長期熟成ビールは余韻を楽しめ」
北ドイツアインべックに起源を持つ濃厚なビールが「ボック」。深い茶色をしています。アルコール度数に心していただきましたが、さっぱりした甘みが広がりました。これがモルトの甘みなんですね。苦みとあいまって深い味わいを出しています。芳醇という言葉がぴったりきます。
☆もつ煮込みを、ペアリング。
【シュバルツ】(税込み540円)アルコール度数5.5%
「チョコレート麦芽仕上げの大人ビール カカオを思わせる香ばしさにひそむ苦味はまさに大人のあなたのためのビール」
ドイツ語で「黒」を意味する黒ビール、シュバルツ。まさに黒ビールの色ですね。黒ビールはちょっと苦手なんですが、あ、飲みやすい。しっとりしてる。美味しい。チョコレート麦芽で作っているだけあって、生チョコがぴたりと合いました。
☆生ブラックチョコ粉塩トッピングを、ペアリング。
うーん、やっぱり生は美味いなあ。重めのビールもすっきりと感じたのは、きちんと生だからなんでしょうね。
ところで、『タッチダウン』という名の由来にも触れておきましょう。
清里開拓の父ポール・ラッシュ博士は、日本にアメリカンフットボールを最初に持ちこんだ人物。
ポール博士の開拓精神をつないでいきたいという思い、そして、感動するほどに美味しいビールを作るという「ゴール」を目指して、アメリカンフットボールのゴールである「タッチダウン」という言葉を置いたそうです。
『タッチダウン』には、春限定の「白樺ビート"生"」や、酵母が香るエールタイプの「ヴァイス」「アルト」などがあります。夏になったらまた、キンキンに冷やしていただきたいものです♩
レストラン『ROCK』
営業時間 11:00~22:00(ラストオーダー21:00)
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545 萌木の村
0551-48-2521
http://www.moeginomura.co.jp/ROCK/
八ヶ岳ビール『タッチダウン』オンラインショップ