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夜景と屋上産食材を楽しめるワインレストラン「ノーブル・ロット」

東リカ

東リカ

ポルトガル特派員

更新日
2018年3月15日
公開日
2018年3月15日
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「地球の歩き方」読者の皆様、こんにちは。ポートランド在住の東リカです。

今回は、ポートランドらしい屋上菜園を持つ地産地消レストラン「ノーブル・ロット」をご紹介します。ウェストヒルの夕焼け&ダウンタウンの夜景付きです。

「ノーブル・ロット(Noble Rot)」があるのは、ポートランドのダウンタウンからバーンサイド橋を渡って車で5分ほどのサウスイースト・ポートランドです。

2002年にオープンしたこのレストランは、2008年に現在の「バーンサイド・ロケット・ビル」に引っ越してきました。屋上は菜園になっていて、1年のうち7ヶ月の間、様々な野菜やハーブを栽培し、採れたての食材をレストランで提供しています。ポートランドといえば、「地産地消」、「ファーム・トゥ・テーブル」ムーブメントで知られていますが、こちらのレストランは、さらに踏み込んでいると言えるかもしれません。 しかも夏場はルーフトップパティオが解放されるんだとか!

レストランの入り口は4階です。エレベーターで入り口に到着すると、長いバーカウンターが目に入ります。そしてそのバーの奥にあるアトリウムの窓からは、ダウンタウンの夜景を楽しむことができます。以前こちらのアトリウムを貸切にしたクリスマスパーティーに参加したことがありますが、夜景があるだけで、ぐっと特別感がアップしますね。その会はやたらアグリー・クリスマス・セーター(クリスマスに特有の柄を過剰なまでに編み込んだ「悪趣味」さを競うセーター)率が高かったのですが、ドレスアップしても似合うはずです。ちなみにここからの夕焼けも素敵だそうです。

今回は、普通にテーブル席で食事をしようと思いやってきました。

まず、お飲み物は?と聞かれますが、迷ってしまう充実のドリンクメニューです。

中でもワインは、料理界のアカデミー賞「ジェームス・ビアード」アワードの「アウトスタンディング・ワイン・プログラム」2018年セミファイナリストに残ったり、ポートランドの人気週刊紙「ウィラメットウィーク」の「ベスト・ポートランド・ワインバー2017」に選ばれたりするほどで、こちらのワインのセレクションやワインペアリングはかなり有名のようです。

それに嬉しいのが、「ワインフライト」が用意されていること。グラスワインがものすごく充実していて、瓶で頼まずいろいろ試せるだけでもありがたいのに、さらに3分の1サイズのグラスワインがあるなんて!

例えば「リボン・リッジ・ピノ・ノワール・フライト」($18)だと、オレゴン州のリボン・リッジ地区にある3種類のワイナリーのピノを飲むことができます。他にも「オレゴンの白ワインフライト」($13)「オーストラリアの赤ワインフライト」($14)「イタリア、ヴェネト州の赤ワイン」($15)などが揃っています。

けれど、ここまで言いながら、「まあワインは食事とねー」ということで、一杯目、夫は生ビール。これがフリームのシトラスゼストIPAでめちゃくちゃ美味かった・・・。私は、「Remember the Maine」というライウェイスキーベースのカクテルをチョイス。こちらも美味しくいただきました。

食事メニューも種類はそれほど多くありませんが、季節の美味しいものが色々と揃っています。ハマグリのワイン蒸しとフライドポテトを頼んで、なんだかベルギー気分になりました。

ポートランドらしいレストランです。ぜひ、足を運んでみてくださいね。私も夏場にまた屋上パティオ狙いで出かけたいと思います。

住所: 1111 EAST Burnside, Fourth Floor, Portland, Oregon 97214

電話: 503-233-1999

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