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廃線跡を歩く「風の道」 ~倉敷市児島~

mami

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岡山特派員

更新日
2018年4月11日
公開日
2018年4月11日
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先月から、倉敷市児島をご案内していますが

これからの新緑の季節に、おすすめのスポットを紹介します。

その名も「風の道」「旧下津井電鉄」児島駅を起点とする 軌道敷跡地を利用したウォーキングコースです。

この地図のように終点の下津井駅まで、6.3㌔あります。

見所も沢山あり、春先から梅雨に入るまでは爽やかな瀬戸内のお天気が続き

ウォーキングには最適な季節です。

それでは、ご一緒に「風の道」をWebウォーキングで楽しんでみましょう!

廃線跡には架線柱が立ち並んでいます。

かつては家と家の間を縫うように電車が走っていたのでしょう。

フォトジェニックな空間です。

家々の前には、野の草花や丹精込めたお花が

いっぱい咲いていて花々の饗宴も楽しめます。

ここは車が通れないのでサイクリングにもうってつけです。

しばらく歩くと桜並木のトンネルです。

お花見の提灯もついていますが、ちょっと遅かったみたいですね。

でも、桜の花びらが敷き詰められた「風の道」も風情があります。

桜並木の先からは、山が近くなり、坂道になりはじめます。

でも、電車道だからゆるゆると登っていきます。

山の緑が途切れたと思ったとたん海です!

ここにも駅の跡があります。琴海駅です。

近くの競艇場ではレースをやっています。

風の道からはレースの様子が良く見えます。

かつては、ここからレース場へ降りて行くことができたようです。

今でも、レースのある日はバスや車が殺到しています。

この駅も在りし日は、さぞかし賑やかだったことでしょう。

子ども達も自転車でスイスイ登っていけるほどのゆる~い坂道です。

あ!高速道路の高架が見えてきましたね!

瀬戸大橋ももうすぐですよ。

いちばん標高の高い鷲羽山駅に到着です!

ここから「風の道」をはずれ、鷲羽山の展望台へ瀬戸内海の多島美を眺めに行くこともできます。

まあ、ここからの眺めもじゅうぶん良いですよね。(^-^)

ナノゲージ(軌道間762㍉)といわれる軌道敷きの跡が残っていました。狭いです! ここから5分ほど歩くと「下津井城跡」の看板がありました。 その辺りから500㍍程のところに城跡があるようです。

ちょっとだけ、寄り道をしてみましょうね。

ちょっと小高い丘が城山で、そこからの眺めです。

やはり、桜の見頃は過ぎていましたが港が見降ろせ

眼下に春の海が広がっています。良い眺めです。

今度は城山から「風の道」を望みます。

あちらこちらに山桜が咲きここからの眺めも最高です!

さてと、「風の道」にもどりましょうか。

徐々に下りながら、緑のトンネルを次から次へとぬけます。

2㌔ほど歩くと、再び民家が立ち並び始め、最後のトンネルをくぐると

下津井駅に到着~!

おつかれさまでした。

帰りは、下津井の港から祇園神社のふもとの海沿いの道を歩き

下津井回船問屋から旧道に入り「鷲羽山駅」を目指して

「風の道」に出たら来た時の逆に歩き、児島駅に向かってもいいし

下津井港からバスに揺られてJR児島駅へ向かうのもいいでしょう。

いかがでしたか?

ウォーキングやサイクリング好きな人には 距離もお手軽なコースです。

岡山県下には片上鉄道や臨港鉄道、西大寺鉄道など廃線跡地が

ウォーキングやサイクリング道として整備され

車の心配がなく楽しめる場所がいくつもあります。

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