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先月から、倉敷市児島をご案内していますが
これからの新緑の季節に、おすすめのスポットを紹介します。
その名も「風の道」「旧下津井電鉄」児島駅を起点とする 軌道敷跡地を利用したウォーキングコースです。
この地図のように終点の下津井駅まで、6.3㌔あります。
見所も沢山あり、春先から梅雨に入るまでは爽やかな瀬戸内のお天気が続き
ウォーキングには最適な季節です。
それでは、ご一緒に「風の道」をWebウォーキングで楽しんでみましょう!
廃線跡には架線柱が立ち並んでいます。
かつては家と家の間を縫うように電車が走っていたのでしょう。
フォトジェニックな空間です。
家々の前には、野の草花や丹精込めたお花が
いっぱい咲いていて花々の饗宴も楽しめます。
ここは車が通れないのでサイクリングにもうってつけです。
しばらく歩くと桜並木のトンネルです。
お花見の提灯もついていますが、ちょっと遅かったみたいですね。
でも、桜の花びらが敷き詰められた「風の道」も風情があります。
桜並木の先からは、山が近くなり、坂道になりはじめます。
でも、電車道だからゆるゆると登っていきます。
山の緑が途切れたと思ったとたん海です!
ここにも駅の跡があります。琴海駅です。
近くの競艇場ではレースをやっています。
風の道からはレースの様子が良く見えます。
かつては、ここからレース場へ降りて行くことができたようです。
今でも、レースのある日はバスや車が殺到しています。
この駅も在りし日は、さぞかし賑やかだったことでしょう。
子ども達も自転車でスイスイ登っていけるほどのゆる~い坂道です。
あ!高速道路の高架が見えてきましたね!
瀬戸大橋ももうすぐですよ。
いちばん標高の高い鷲羽山駅に到着です!
ここから「風の道」をはずれ、鷲羽山の展望台へ瀬戸内海の多島美を眺めに行くこともできます。
まあ、ここからの眺めもじゅうぶん良いですよね。(^-^)
ナノゲージ(軌道間762㍉)といわれる軌道敷きの跡が残っていました。狭いです! ここから5分ほど歩くと「下津井城跡」の看板がありました。 その辺りから500㍍程のところに城跡があるようです。
ちょっとだけ、寄り道をしてみましょうね。
ちょっと小高い丘が城山で、そこからの眺めです。
やはり、桜の見頃は過ぎていましたが港が見降ろせ
眼下に春の海が広がっています。良い眺めです。
今度は城山から「風の道」を望みます。
あちらこちらに山桜が咲きここからの眺めも最高です!
さてと、「風の道」にもどりましょうか。
徐々に下りながら、緑のトンネルを次から次へとぬけます。
2㌔ほど歩くと、再び民家が立ち並び始め、最後のトンネルをくぐると
下津井駅に到着~!
おつかれさまでした。
帰りは、下津井の港から祇園神社のふもとの海沿いの道を歩き
下津井回船問屋から旧道に入り「鷲羽山駅」を目指して
「風の道」に出たら来た時の逆に歩き、児島駅に向かってもいいし
下津井港からバスに揺られてJR児島駅へ向かうのもいいでしょう。
いかがでしたか?
ウォーキングやサイクリング好きな人には 距離もお手軽なコースです。
岡山県下には片上鉄道や臨港鉄道、西大寺鉄道など廃線跡地が
ウォーキングやサイクリング道として整備され
車の心配がなく楽しめる場所がいくつもあります。