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前ぺージの嵯峨鳥居本から更に奥に進むと
清滝トンネルの手前にあるのが愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)です。
《1200羅漢の寺》
愛宕念仏寺は、別名・千二百羅漢の寺とも言われ、境内には千二百の羅漢様がおられます。
梅雨の近い今、羅漢様は苔に包まれています。
本堂に続く坂道からは、三宝の鐘楼、ふれ愛観音堂、地蔵堂が見えます。
こちらは三宝の鐘楼。
それぞれの鐘には、「佛」「法」の「僧」の文字があります。
坂道を上がると地蔵堂。
《千二百体の羅漢様》
「羅漢」とは、インド原語サンスクリット語から伝わる、
仏法を守護する聖人の意味だそうです。
愛宕念仏寺の「千二百羅漢」は昭和56年、仁王門の解体復元修理を行った際、
寺門興隆を願って作られたのが始まりだそうです。
一体一体すべてが一般の参拝者自らの手によって彫られたもので、
発願10年後には1,200体となり「千二百羅漢」と呼ぶようになりました。
五月末の愛宕念仏寺。
目に優しい緑の世界が広がっています。
《愛宕念仏寺》
〇〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
〇拝観時間 8:00~17:00 休日:無し
〇拝観料 300円
〇交通 京都バス 愛宕寺前(おたぎでらまえ)バス停から徒歩すぐ。
〇交通・徒歩 JR嵯峨嵐山駅から2.2km徒歩約35分
京福電鉄嵐山駅から2.2km徒歩約35分
阪急嵐山駅から3.1km徒歩約45分
〇愛宕念仏寺周辺の見所 一之鳥居、平野屋、つたや、愛宕街道、清滝、青もみじ