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「愛宕念仏寺」目に優しい緑の世界

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2018年5月30日
公開日
2018年5月30日
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前ぺージの嵯峨鳥居本から更に奥に進むと

清滝トンネルの手前にあるのが愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)です。

《1200羅漢の寺》

愛宕念仏寺は、別名・千二百羅漢の寺とも言われ、境内には千二百の羅漢様がおられます。

梅雨の近い今、羅漢様は苔に包まれています。

本堂に続く坂道からは、三宝の鐘楼、ふれ愛観音堂、地蔵堂が見えます。

こちらは三宝の鐘楼。

それぞれの鐘には、「佛」「法」の「僧」の文字があります。

坂道を上がると地蔵堂。

《千二百体の羅漢様》

「羅漢」とは、インド原語サンスクリット語から伝わる、

仏法を守護する聖人の意味だそうです。

愛宕念仏寺の「千二百羅漢」は昭和56年、仁王門の解体復元修理を行った際、

寺門興隆を願って作られたのが始まりだそうです。

一体一体すべてが一般の参拝者自らの手によって彫られたもので、

発願10年後には1,200体となり「千二百羅漢」と呼ぶようになりました。

五月末の愛宕念仏寺。

目に優しい緑の世界が広がっています。

《愛宕念仏寺》

〇〒616-8439 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5

〇拝観時間 8:00~17:00 休日:無し

〇拝観料 300円

〇交通 京都バス 愛宕寺前(おたぎでらまえ)バス停から徒歩すぐ。

〇交通・徒歩 JR嵯峨嵐山駅から2.2km徒歩約35分

京福電鉄嵐山駅から2.2km徒歩約35分

阪急嵐山駅から3.1km徒歩約45分

〇愛宕念仏寺周辺の見所 一之鳥居、平野屋、つたや、愛宕街道、清滝、青もみじ

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