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帯広で朝食・昼食・晩ごはん+おやつを食べるなら…パンと中華と老舗レストランと定番店!

市之宮 直子

市之宮 直子

北海道特派員

更新日
2018年6月10日
公開日
2018年6月10日
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帯広に滞在したら食べたいと思っているお店3店舗をご紹介します。

このほかにもいろいろありますが、これまでにご紹介していない店舗をピックアップします!

帯広の朝。

ホテルの朝食もおいしいのですが、こちらも行きたいので悩ましい選択。

朝食の量を抑え気味にし、豆がぎっしりの豆ぱんを買いに「ますや」さんへ。

"Bakery MASUYA in Obihiro"

"Bean jam bun"

"Variety of Stuffed bread"

"Hokkaido local delicious, Sweet-bean bun"

十勝産小麦100%のますやパンはファンがとても多く、種類も豊富です。

つい買い過ぎてしまいますが、おすすめです。

【満寿屋商店本店】

北海道帯広市西1条南10-2

TEL: 0155-23-4659

営業時間: 月~土 8:00~18:00

日 8:00~16:00

定休日: 年末年始

アクセス

・JR「帯広駅」より徒歩約7分

続いて、ランチにはどうしても食べたかったお店へ。

"Chinese restaurant, Shunkaro in Obihiro"

「春香楼」です。

初めて行ったときにひと目(?)惚れしたお店です。

"Local delicacy, Chuka chirashi; Rice with fried ingredients such as meat, vegetables and eggs"

食べたかった料理のひとつは帯広のご当地グルメ「中華ちらし」(¥650)。

炒めて甘辛の醤油タレで味付けした野菜や卵をご飯に乗せたものが中華チラシです。

これは最近知ったのですが、セットでスープ(定番は酸味があるスープや写真のわかめスープ)と

口直し(?)の小皿(漬物など)がついてくるところも定番だそうです。

春香楼の中華チラシは、豚肉としっとり感がある炒り卵が特徴。

とてもやさしい味で、リピートしたくなります。

"Samgyetang"

そしてもうひとつ、特に疲れていると無性に食べたくなる「参鶏湯(サンケータン)」(980円)。

薬膳スープで風邪の予防にもよいとされる参鶏湯ですが、

春香楼の参鶏湯もまたひと目惚れならぬひと口惚れした料理のひとつです。

沖縄や台湾の"クワンソウ"など、カンゾウ類の蕾を"金針菜"というそうですが、

これがおいしく、なつめやクコの実など、食べていると体に沁みいってくるような気がします。

旅の疲れが次第にとれていく感じです。

そういえば、道東ではときおりみかけるエゾカンゾウの花。

摘んでお浸しなどで食べることもあるようなのですが、

そう考えると、金針菜(通常、中華食材の金針菜はホンカンゾウ等)入り春香楼の参鶏湯は、

その土地の食べ物の一種と考えてよいかも…などと考えをめぐらせつついただきました。

"Dattansoba buckwheat noodle with medicinal soup"

おひとり様で中華ちらしとスープ、両方は食べきれない!などの場合は、

「薬膳そば」(¥800)などもあります。

(韃靼そば+薬膳)

5月の帯広は、まだ肌寒い日も多く、中から体を温めたいときには、

春香楼の薬膳スープを使った料理が体にやさしく、おすすめです。

【中国料理・薬膳料理 春香楼(しゅんかろう)】

北海道帯広市西10条南17-1-1

TEL: 0155-24-9013

営業時間: 11:00~22:00

定休日: 水曜

ここへ来て、帯広界隈を訪れるとどうしても訪れたくなるのが柳月本店「十勝スイートピアガーデン」。

"RYUGETSU TOKACHI SWEETPIA GARDEN"

ひと口バウムクーヘン"三方六"などで知られる柳月の本店は、

帯広市の隣、音更町にあります。

"Sanporoku Honey and Lemon"

柳月のお菓子は"十勝木の実"をはじめ、いろいろとあるのですが、

最近、定番の本店限定販売品となった「三方六 はちみつレモン」(¥780)。

レモンと北海道産はちみつが香る爽やかな三方六です。

最近では、カットされた小割三方六がありますが、こちらは好きな大きさにカットするタイプです。

入っていたプラスチック製ナイフの切れ味がよく、切り口がなめらかで驚きました。

【十勝スイートピアガーデン】

北海道河東郡音更町下音更北9線西18-2

Tel: 0155-32-3366

営業時間: 夏期(2018/4/16〜2018/11/4) 9:00~18:00

冬期(2018/11/5〜2019/4/14) 9:30~17:30

駐車場: 200台収容可能

アクセス

・音更帯広ICより約800m

・車でJR「帯広駅」より約15分

そして帯広ナイト。

こちらもぜひ行ってみたかったお店です。

"Restaurant, FUJIMORI"

おそらく、帯広市民ならだれもが知るレストラン「ふじもり」。

つい、いつもはこちらへ行ってしまうカレーの"インデアン"を生んだレストランです。

(インデアンも帯広っ子には、なくてはならないソウルフード!)

"Food samples"

老舗の洋食店として市民に親しまれてきた「ふじもり」のショーウィンドウは、

食品サンプルがずらりと並び、昭和レトロな雰囲気。

"Melon soda and water for free in the restaurant FUJIMORI"

お店に入ると席に案内され、出てきたのは水とメロンソーダ!

この由来は、メロンソーダが世に出回りかけた頃、

まだメロンソーダを飲んだことがない人が多かった時代にまでさかのぼります。

お店に来た人に一杯のメロンソーダで喜んでいただけたら…という

"おもてなし"の心から生まれたサービスで、以来、今までずっと続けている

「ふじもり」の習慣だそうです。

乾いた喉に嬉しい"おもてなし"を懐かしい気持ちで飲み干しました。

インデアンとの味くらべでカレーを食べてみたかったり、

こちらで人気が高い"スパゲティボロニア"

(ミートソース、ホワイトソースとチーズがかかっているぐらたんのようなパスタ)など

いろいろ候補はありましたが、今回は、帯広定番の「豚丼」を。

待っている間、サッポロビールで再び喉を潤します。

"Local delicacy of Obihiro, Pork Rice Bowl"

そして登場した、ふじもりの「豚丼」(\950)!

味噌汁と漬物がセットになっています。

おいしそうな香りはもとより、この豚肉の厚さに目を見張りました。

十勝産のロース肉だそうです。

ほどよい歯応えがある肉厚ポークと甘辛いタレが食欲をそそります。

芳ばしい香りと味に思わずため息が漏れそうでした。

食事が終わる頃にはお茶が運ばれてくる「ふじもり」のおもてなし。

以前、カレーショップインデアンの取材で伺った際、

藤森社長が「世界で2番目においしいカレーをめざしているんです」と言った言葉を思い出しました。

世界一おいしいカレーは、各家庭のお母さんのカレーだからだそうです。

そんな社長の食事への思いが伝わってくるおもてなしと料理でした。

またぜひ行きたいお店です。

【ふじもり】

北海道帯広市西2条南11-8

TEL: 0155-26-2226

営業時間: 11:00~21:00(Lo. 20:45)

定休日: 火曜日

アクセス

・JR「帯広駅」より徒歩約2分(約200m)

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