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稜線に咲く磐梯山固有種「バンダイクワガタ」を堪能した後、いよいよ山頂を目指します。
(火口原&天狗岩お花畑編からの続きです)
八方台分岐から弘法清水へ進むと、山頂までは残り約500mとなります。
弘法清水小屋
後方に見えているのが磐梯山頂(剣ヶ峰)です。
多くの登山者の喉を潤してきた名水「弘法清水」
山頂まで最後のひと踏ん張り。
途中、剣ヶ峰の東壁と沼ノ平を望みます。
山頂到着です!
(磐梯明神の祠と、猪苗代湖)
山頂からの眺望を猪苗代湖から反時計回りにお伝えします。
(猪苗代湖全景)
手前側に赤埴山と、その先に川桁山
沼ノ平の先に安達太良連峰
櫛ヶ峰の先に吾妻連峰
裏磐梯最大の湖「桧原湖」と、スタート地点の裏磐梯スキー場
猫魔ヶ岳周辺の山々。右後方に飯豊連峰。
会津盆地。その先は、奥会津の峰々が連なります。
山頂からの絶景を堪能した後、下山します。
帰りは、お花畑を経て八方台コース経由で裏磐梯登山口へ。途中、銅沼に立ち寄ります。
この時期のお花畑は、キンポウゲ科の花が目立ちます。
磐梯山頂を見上げます。
裏磐梯登山口分岐まで八方台コースを進みます。
同じ樹林帯でも、火口原側とはまた違った趣があります。
この日は暑さも程々で、午後の木漏れ日がとても心地よく感じられました。
途中から裏磐梯登山口へと進み、銅沼(あかぬま)へと立ち寄ります。
1888年の噴火で形成された銅沼は、魚も棲めない程の強酸性。
独特の色合いと火口壁とのコントラストが美しく、見る者を魅了します。
NHKの番組(ブラタモリ)でも取り上げられ、現在は、銅沼のツアーもあるようです。
因みに、タモリ評は「今まで見た景色の中で、一番のごちそうです」とのこと。
銅沼から戻る途中、足元に多く見られたズダヤクシュ。
銅沼の先にある沼。こちらも赤茶けた色をしています。
銅沼から10分ほどで裏磐梯スキー場のゲレンデトップとなります。
ゲレンデトップから磐梯山を見上げます。
桧原湖周辺の眺望を楽しみながらゲレンデを下って駐車場へと戻ります。
固有種の可憐な花と変化に富んだコースを満喫できた山旅となりました。
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