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鹿も熊も愛でる?大聖寺の紫陽花 ~美作市作東~

mami

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岡山特派員

更新日
2018年6月24日
公開日
2018年6月24日
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こんにちは。今月は蒜山高原をお伝えしていますが

今日はちょっと離れて、美作市の紫陽花の話題をひとつ。

県内有数の紫陽花の名所として知られる美作市の古刹大聖寺は

小説「宮本武蔵」ゆかりの寺で、紫陽花と沙羅の花の寺としても有名です。

季節の風物詩がどちらも見ごろの今は入山料が必要ですが

今年はちょっと様子が違うようです。

毎年、鹿が新芽を食べてしまうことで株が減少し

西洋紫陽花など約5千株あった株は、3千ほどに減少し

追い打ちをかけるように熊が立て続けに目撃され、立ち入り禁止区域も設けられました。

写真のように、かつては山の上の宝篋印塔にまで紫陽花が咲き誇っていましたが(写真は以前のものです。)

今年はここまで多く見られないかもしれません。

また、山中への立ち入りは禁止されているようです。

でも、今年は普段は公開していない庭園や客殿も開放し

写経・座禅体験も用意されているそうです。

可憐な白い花を咲かせ「沙羅の花」とも呼ばれる夏椿。

境内には夏椿が100本以上もあります。

朝、開花し夕方には落花するので

儚いものの象徴として「平家物語」冒頭の沙羅双樹の花としてでてきますね。

今年は恒例のあじさい祭りを「あじさい・沙羅の花まつり」として

7月8日まで開催されています。

大聖寺インフォメーション

午前8時~午後5時

入山料500円(抹茶・菓子込み)中学生以下無料

問い合わせは大聖寺(0868ー76ー0001)

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