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2018年は日仏交流160年の記念年ということで、フランスでは「ジャポニスム2018:響きあう魂」と銘打った日本文化イベントが各種行われます。2018年7月から2019年2月までの8ヶ月間、日本とフランスの両国が連携し、フランス・パリを中心に、日本文化・芸術などを、古典から現代まで幅広く紹介するというものです。
その中で、日本各地の蔵元とパリのレストランなどをマッチングして、日本酒の楽しみ方について様々な可能性を探ろうというイベント「日本の食と文化を楽しむシリーズ(Le tour des Sakés à Paris)」の記者会見が、6月25日にパリ日本文化会館でありました。
「日本の食と文化を楽しむシリーズ」では、日本各地24銘柄の蔵元とパリ市内24店のレストランが参加して、各店が日本酒に合う「ジャポニスム2018特別メニュー」を提供。パリでしか味わえない日本酒と料理の組み合わせを楽しめます。
提供期間は9月29日から10月5日まで(銘柄とレストランの一覧はパリ日本文化会館の公式サイトで見られます)。他には一般向け、インポーター向けの日本酒に関するレクチャーなどを計画しています。
会見では、まず今回のイベントをコーディネートするパリ在住の作家・翻訳家の関口涼子さんが概要を説明し、その後は宮城県気仙沼にある酒蔵・男山本店の菅原大樹さんが登壇。続いて今回参加するレストランのシェフが挨拶をしました。
質疑応答の後は、参加する24銘柄の試飲会に。参加したメディアおよび飲食関係者は、今回それぞれのお酒の良さに舌鼓を打っていました。
イベントは9月末と少し先ですが、この時期パリを訪れる人は、日本酒と料理のフランスでの新しい組み合わせを、ぜひ現地で試してみてください。
【データ】
Le tour des Sakés à Paris(日本の食と文化を楽しむシリーズ)
住所:パリ市内各所
開催期間:9月29日〜10月5日