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前回の記事では夏の注意点として日差しについて掲載いたしました、今回は"夏の暑さ"についてです。
近年は本土も猛暑日が多くなり夏の最高気温が小笠原諸島を上回る日も多くありますが、 夏の小笠原で過ごす際にも暑さ・熱中症にご注意ください。
個人で森歩きや島内散策に出かける際は十分な飲料を携帯し、こまめな水分補給を心がけましょう。
ガイド付きのツアーに参加する場合は各ガイドから指示された量を準備しましょう。
トレッキングツアーは発汗量が多いためスポーツドリンクや塩飴を利用するのがおすすめです。
「喉が渇いた」と感じた時点で軽い脱水症状が始まっています。喉が渇いたと感じる前に水分摂取を心がけましょう。またカフェインを含むコーヒーや緑茶などは利尿作用があり水分補給にはならないのでご注意ください。
そして必要な飲料は集落を離れる前に少し多めに準備しましょう
集落(港周辺・奥村地区・扇浦地区)から離れた展望台・海岸・遊歩道には商店はもちろん自動販売機もありません。例えば……宮之浜、ウェザーステーション展望台、旭山遊歩道、中央山、コペペ海岸、小港海岸……などなどです。
最低限必要な水分量の目安です。
■レンタカーやレンタルバイクを利用して展望台やビーチを巡りほとんど歩かない場合は0.5リットル
■途中で片道30分程度の遊歩道を利用する場合は1リットル
■片道2時間程度の遊歩道を利用する場合は2リットル
小港海岸を起点にジョンビーチを目指す遊歩道は日陰が少なく、往路復路ともにアップダウンがあります。夏に利用する場合は十分な飲料を用意しておきましょう。
弁当を持ち歩く場合には食中毒にもご注意ください。500mlのペットボトルを凍らして弁当と一緒にしておくと保冷剤にもなり、午後も冷たいものが飲めるのでおすすめです。
気温・湿度の高い中でのマスク着用は熱中症のリスクが高まります。
・屋外で周囲の人と2mの距離を取れる場合はマスクを外す
・喉が渇く前に早めの水分補給
・小まめな休憩
など熱中症予防も心がけてください。
熱中症予防の詳しい情報は厚生労働省公式ウェブサイト
「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをご覧ください。
小笠原の夏は11月上旬まで続きますよ!
〈感染症対策にご協力ください〉
おがさわら丸ご乗船前のPCR検査受検や船内・島内での感染症対策を引き続きお願いします。
※PCR検査で陽性とならなかった場合でも島内での感染症対策をお願いします。
※検体をゆうパックで提出した方はゆうパック送り状が受検証の代わりです。
※クリニックなどでPCR受検をされた方は証明書が受検証の代わりです。
PCR検査を受検した方はおがさわら丸乗船日に竹芝桟橋船客待合所内でリストバンド(乗船する便により色が異なります)が受け取れます。島滞在中に受検証(ゆうパック送り状・陰性証明書)の代わりに使用できますのでぜひご活用ください。