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必見! カタルーニャ州警察作成の防犯動画と安全のお話

田川 敬子

田川 敬子

スペイン特派員

更新日
2018年7月20日
公開日
2018年7月20日
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バルセロナではスリやひったくり、置き引き、ニセ警官などの被害に遭う日本人観光客が絶えません。実際は観光客に限らず、現地在住のスペイン人でさえ被害に遭うことがあるんですけどね。

私はカタルーニャ広場の地下で、トートバッグの外側ポケットに入れていた小銭入れをすられたことがあります。また、夜間のゴシック地区では一緒に歩いていた友人が後ろから走ってきた3~4人組にあっという間にバッグをひったくられました。あれは怖かった。マドリーのソル広場近くのデパート1階でストールをあれこれ見ていた時に4人組の女性スリに囲まれていて、気付いたらバッグのファスナーが開いていて中に手が入るところだったということも。日系企業勤務時代は日本からの出張者たちがバレンシアの路上でニセ警官、バレンシア闘牛場でのスリ、バルセロナの空港での置き引き、バルセロナのサンツ駅での車ねらいなどに遭っているほか、スペイン在住の日本人でもすりなどの被害に遭った人は多々います。

脅すわけではありません。ただ、日本とは違うので防犯を意識する必要があるのです。意識するだけで被害に遭う確率はうんと減ります。

カタルーニャ州警察Mossos d'Esquadraが、犯罪手口や防犯方法を動画で公開しています。バルセロナに限らない話なので、ぜひ動画を見て防犯の参考にしてください。

◆すり

◆置き引き

◆ひったくり

◆車ねらい(パンク盗)

◆その他

スーパーでの窃盗: https://www.youtube.com/watch?v=Lyz7xoUophs

幸いなことに、スペインでは強盗に遭って怪我を負ったり殺されたりするという話はまず聞きません。ちょっと注意をして、安全で楽しいスペイン滞在を心がけたいですね。

ちなみに海外旅行保険はマストです。昨年、旅行中にホテルのお風呂場で転んで骨折した日本人の方に知り合う機会がありました。クレジットカードに海外旅行保険がついていると思っていたら実はそうではなく、手術費と入院費は100%実費で払うことに。公立病院での比較的簡単な外科手術だったので何百万円もしませんでしたが、医療費や買い直した帰りの航空券などで100万円は超えていましたよ。盗難に遭った方から保険金がおりた話も聞いたことがありますし、万が一のことを考えると海外保険代は安いものです。

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