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白河市は九番町西裏にある稲荷山へ行って来ました。
戊辰戦争から150年の今年、"白河口の古戦場"として注目を浴びるスポットです。
こちらの特徴は"敵味方関係なく弔う心"にこそあります。
国道を挟んで、僅か十数mの位置に敵味方両軍の戦死者が祀られています。
写真左側の碑が東軍で、右側が西軍のものとなります。
直近に並ぶのは全国的にも珍しいとされ、"仁の街"白河の気質が伺えます。
山口県萩市から慰霊団も訪れており、今年もイベントが企画されたようです。
(西軍の墓)
(東軍の墓)
続いて、直ぐ脇にある稲荷山へ向かいました。
(山というより、丘陵地といった雰囲気です)
国道脇の歩道を歩く方が楽ですが、遊歩道を進んでみました。
木チップ敷きで快適に整備されています。
山頂までは、駐車場から数分ほど^^;
稲荷山の山頂です。
南側に古戦場を望みます。
西軍が陣取った場所は、中央奥(小丸山)付近となるようです。
平地を挟んで睨み合った当時の様子がイメージされます。
両軍の戦死者の名が記された「白河口戊辰の碑」が建てられています。
こちらは、西郷頼母の歌碑です。