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小峰城跡@白河市

bill

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福島特派員

更新日
2018年8月8日
公開日
2018年8月8日
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白河口の古戦場を後にし、戊辰戦争つながりで小峰城へ。

白河藩主の居城だった平山城で、日本百名城の一つにも数えられています。

これ見よがしの本丸こそ持たないものの、江戸時代に築かれた石垣と端正な三重櫓が美しい城跡です。

竹之丸跡から三重櫓と前御門

石段を登って、本丸跡へと進みます。

前御門を通過しながら右手側を望みます。

前御門をくぐり、本丸跡

参考までに、当時の再現図です。

本丸跡の柱票から振り返って、前御門と三重櫓

三重櫓へと進み、北側の石垣から那須連峰を望みます。

三重櫓の脇にある「おとめ桜」

おとめ桜は、本丸の石垣を積む際に人柱とされた娘さんの霊を慰めるために植えられた一本桜です。

元の桜は戊辰戦争で焼失したものの、新たに芽吹いた苗が美しい花を咲かせるに至っているとのこと。

三重櫓内部へと入ります。

床や柱には、痛々しい傷跡が残っています。

2階部分

最上階

三重櫓前から本丸跡を望みます。(写真中央奥が白河口の古戦場)

桜之門跡付近から三重櫓と前御門

小峰城の石垣は、東日本大震災で広範囲に渡って崩れ落ち、今もって復旧作業中です。

ここでのノウハウは、熊本地震で被害を受けた熊本城の復旧作業にも役立てられているそうです。

小峰城跡から少し離れた場所にある太鼓櫓へも足を運んでみました。

白河簡易裁判所の北東側に移築され、現在は個人の所有物となっています。

当時の原型とは若干違うそうですが、現存する貴重な櫓として市指定の文化財に登録されています。

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