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フランスのご当地キャラ、アステリックスの世界に浸れる遊園地「パルク・アステリックス」へ行こう

守隨 亨延

守隨 亨延

フランス特派員

更新日
2018年8月25日
公開日
2018年8月25日
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@Cambon 2015-2020

『アステリックス』というフランス漫画および人気キャラクターをご存知でしょうか? 日本だとそこまで知られていないかもしれませんが、フランスを中心にヨーロッパではとても知名度のあるコミックです。1959年にルネ・ゴシニとアルベール・ユデルゾの共作で誕生。アステリックとオベリックスという2人のガリア人(上の写真左がアステリックス、右がオベリックス)が、紀元前のガリア(現在のフランス)で展開する、ユーモアと歴史知識にあふれた物語です。

そのフランス生まれのご当地キャラのテーマパーク「パルク・アステリックス」がパリの北郊外にあります。

(c) Cambon 2016-2021

パルク・アステリックスの特徴は、絶叫マシンが多めにあること。もちろんそれだけではなく、子ども向けの小さなジェットコースターや家族一緒に楽しめる遊具も充実しています。園内全体だと絶叫系は7基、子ども向けのアトラクションは13基、家族で楽しめるものは20基という割合です。

広い園内はいくつかテーマ別に分かれています。ギリシャやエジプトなど、それぞれがアステリックの世界観。日中は長めの待ち時間になることがありますが(と言っても東京ディズニーリゾートのようには待ちません)、夕方からは空くことが多いです。アトラクションの他に、ミニ動物園、イルカやアシカのショーも開かれます。

(c) Cussot 2012-2022

パルク・アステリックのアトラクションは水を使ったものも多数。よってアトラクションによっては水しぶきがかかり、結構濡れます!

(c) Cambon 2017-2020

夏ならすぐに乾きますが、春秋は寒いかも(厳冬期は遊園地自体が閉まっています)。そのため園内にはすぐに乾かしたい人向けに、人がそのまますっぽり入れる巨大な乾燥機が置かれています。

客層は同じくパリ東郊外にあるディズニーランド・パリと比べて、感覚としてはフランス人率が高いです。遊園地内でピクニック(飲食物の持ち込み)ができないディズニーランド・パリと異なり、パルク・アステリックスはピクニック可。お弁当を持参できます(ただし金属製のナイフなどは入場時に没収されるため注意が必要です)。

(c) Sobczyk

同園までの行き方は、パリ市内と遊園地を結ぶ直通バス(乗り場はCarrousel du Louvre)を使うか、シャルル・ド・ゴール空港から直通バス(乗り場はRER B線シャルル・ド・ゴール空港ターミナル1駅)が出ています。ディズニーランド・パリとは一味違うテーマパークを楽しみたい人には、おすすめの遊園地です。

【データ】

住所:Parc Astérix 60128 Plailly

開園時間:10〜18時(日によって開園時間の延長あり/2018年は3月31日から11月4日まで開園)

最寄り駅:地下鉄1、7号線Palais Royal Musée du LouvreまたはRER B線Aéroport Charles-de-Gaulle 1から直通バス

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