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小笠原諸島を訪れる観光客の方は陸・海・夜の様々なアクティビティを通して
小笠原の自然に触れることができますが、今日は通常のアクティビティとは
ひと味違う "未来の小笠原の森作り" に携われるイベントのご紹介です
小笠原諸島は独自の生態系が評価され2011年に世界自然遺産に
登録されましたが、かつて農地などで利用されていた場所は
外来植樹に覆われている所も多くあります。
また、人の定住により希少となった固有植物もあり、
その一つに桑の仲間で小笠原諸島にしか分布していない
オガサワラグワ(通称:オガグワ)という木があります。
小笠原諸島日本返還50周年を記念した事業のひとつで
外来種の森だった場所にオガグワを植栽しオガグワの森を作ろう!
というプロジェクトが進行しています。
母島・・・「ハハモリプロジェクト」
父島・・・「オガグワの森プロジェクト」
2018年11月にオガサワラグワの苗を植栽することを目指しています。
前回は5月にオガグワの森の外来種の伐採等が行われました。
参加者は森とは関係のない職種の方も多いです。
そして今回は木や石など自然素材を利用して
オガグワの森に遊歩道を作る道作り体験が行われます。
9月8日(土)に行われるため島外からお越しの場合は、
9月2日~9月12日と長めの滞在が必要です。
オガグワが大きく育ち、森が完成するのは50年後100年後の未来です。
作業に携わる人たちのほとんどは森の完成を見ることはできませんが
"未来の小笠原の森作り"ってロマンがありますよね。
どなたでも参加できるイベントなので、長期滞在が可能な方は
島の人と一緒に汗を流してみるのはいかがでしょうか。
オガグワの森プロジェクト 夏の地ならし体験
日 に ち 2018年9月8日(土)
時 間 8:30集合 12:00頃解散
集合場所 村役場 駐車場
持 ち 物 軍手、飲み物、作業しやすい服装、靴
申込み・問合せ小笠原村役場 環境課 04998-2-3111