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日に日に冷え込みが増している北海道では、
同時に紅葉が見ごろを迎えています。
朝、札幌を出発し、札幌定山渓温泉、ニセコエリアの紅葉狩りへ。
紅葉はもちろんですが、天候が変わりやすい秋の空。
お天気の変化と紅葉の両方を楽しめました。
"Autumn leaves in Jozankei area at Sapporo"
札幌市南区の定山渓エリアに入ると山並がカラフルに!
2018年の紅葉は黄色が強いと聞いていたのですが、思った以上にカラフルです。
"The view of autumn leaves in Jozankei Onsen from the Bridge Futamitsuribashi, in the middle of October 2018"
青空が広がっていた定山渓。
定山渓温泉に入るといつの間にか空には雲が広がっています。
公共駐車場に車を停め、"定山渓ネイチャールミナリエ"の会場でもある
二見公園"二見吊橋"へ。
紅葉と切り立った渓谷の情景に秋を満喫。
"The view of the autumn leaves on the line from Jozankei to Nakayama Pass"
お土産屋さんに寄ったりしながら後ろ髪を引かれつつ、定山渓温泉を出発。
先を急がなければ、日帰り温泉で楽しむところですが、今回は西へ向かいます。
中山峠へつながる定山渓の山間の道を進みます。
見渡す限り、オレンジと黄色の世界。
"The view of autumn leaves with cloud on Nakayama Pass"
少し前から怪しげな空模様は、雨は降らず、
中山峠頂上手前で靄に変わっていました。
青空と紅葉はもちろんきれいですが、
神秘的に見える靄の中の紅葉が思った以上に美しく、心を奪われました。
"Roadside Rest Area RUSUTSU in Rusutsu village at Niseko area"
中山峠を越え、喜茂別(きもべつ)町から留寿都(るすつ)村へ。
ニセコエリアへ行くには、喜茂別町から真狩(まっかり)村へ入るほうが近道ですが、
今回は、"道の駅ルスツ"に立ち寄って、しばしショッピング。
"Fresh and local vegetables from Rusutsu Village"
農村地帯が広がるニセコエリアドライブの楽しみのひとつは、
道の駅などに立ち寄りながら、豊富な農作物を買うことです。
特に完熟ミニトマトは、ドライブ中につまむおやつにぴったりです。
"The view in Rusutsu Village and Toyako Town, at Niseko area"
留寿都村からさらに足を伸ばし、洞爺湖町の"道の駅洞爺湖"へ寄り道。
国道230号線から洞爺湖が垣間見えるスポットを通り過ぎ、道の駅へ。
再びおひさまも戻ってきました。
"Roadside Rest Area Toyako near the Lake Toya in Toyako Town"
収穫の季節、10月のニセコエリアでは、あちらこちらにパンプキン。
ハロウィン仕様のカボチャや、おもちゃカボチャ、お化けカボチャ、
カボチャを撮って歩くだけでも楽しくなります。
こちらの道の駅でも葉物野菜を含め、
農家の方が新鮮野菜を次々と持ち込み、陳列しています。
"Mt. Yotei with the cloud in Makkari Village at Niseko area"
洞爺湖町から一路、真狩(まっかり)村経由でニセコ町へ。
真狩村の中心部を通るとき、目の前に立ちはだかるように視界に現れる羊蹄(ようてい)山。
この迫力を見るのが、このルートを通過する楽しみのひとつです。
"Mt. Yotei with the cloud in Niseko area"
こちらが少し離れてみる羊蹄山。
今回は、雲で上方が隠れています。
"Roadside Rest Area Niseko View Plaza in Niseko Town"
ニセコ町にある"道の駅ニセコビュープラザ"。
人気の道の駅のひとつです。
ニセコエリアのお店などが出店したフードショップもあり、
特産品を買ったり、軽食を食べたりできます。
"The country view of Niseko Town"
道の駅ニセコビュープラザ付近で。
空・山・木・畑のコントラストが清々しい。
おまけに、空気もきれいです!
"Hand-made sausage factory and lunch restaurant efef in Niseko Town"
ニセコ町ニセコ地区にある"手作りソーセージエフエフ"。
こちらでランチをいただきます。
ソーセージ工房2階のエフエフレストランは、ランチ営業のみのお店です。
こちらの"焼きソーセージセット"は、数種類のソーセージをメインに
季節のサラダとパンがセットになっており、一度食べるとまた食べたくなります。
(9月~6月は週末のランチタイムのみレストラン営業)
実は今回の最終目的地は、共和町にある"神仙沼"とその湿原。
ランチで英気を養い、共和町へ向かいます。
"One of the best waters in Hokkaido, Niseko Water in Sakamoto Park"
その途中で"ニセコ名水甘露水"がある「さかもと公園」で車を降り、
おいしい水をひと口。
甘露水というだけあって、まろやかな甘い水。
水を飲んだり、水筒に水を汲んだり、
次々と老若男女を問わず立ち寄っています。
"The pass of Mt. Chisenupuri which leads to Shinsen-Numa swamp and marsh"
いよいよ神仙沼を擁するチセヌプリへの山道に差し掛かります。
この辺りは蘭越(らんこし)町。
紅葉にくっきり浮き上がる白樺の白い幹が印象的です。
"The picturesque scene of the gold birch with white trunk and red branch on the route of Niseko Panorama Line in Rankoshi Town"
蘭越町の山道をさらに進むと、ダケカンバの幹が一層美しい光景に遭遇。
白い幹と葉が落ちた赤い枝先のコントラストは絵のよう。
"Shinsen-Numa Resthouse on the Niseko Panorama Line in Kyowa Town "
そしてこちらが共和町、"神仙沼レストハウス"。
ここで車を降り、木道を歩いて"神仙沼自然休養林展望台"へ。
"The view of Shakotan Peninsula and the town of Kyowa, from the Shinsen-Numa Observatory"
駐車場から木道を歩くこと約5分。
共和町の田園風景や積丹半島、日本海を臨めるスポットです。
真夏より、木の葉が少し落ちたこの季節は、より遠くまで見渡しやすいかもしれません。
一度駐車道へ戻り、道路を渡って"神仙沼遊歩道"へ。
駐車場から神仙沼までは約600m。
木道が整備され、歩きやすくなっていますが、
行き帰りの人が互いに行き交うので、神仙沼到着までは15分~20分ほどかかりました。
"Shinsen-Numa swamp and marsh on the Mt. Chisenupuri, which leads you by 20 min. walk from the resthouse"
湿原の奥にある神仙沼。
紅葉のピークは過ぎていましたが、神秘的なたたずまいは、
葉が落ちたダケカンバによって、より魅力的に映ります。
再びレストハウスに戻った頃、ぽつぽつと雨が降り出しました。
"The angel's ladder after the heavy rain in Kyowa Town"
雨がひとしきりザーっと降ると、厚い雲からは"天使のはしご"(逆バージョン?)が見えました。
雨が降ると、より美しい天使のはしごを見られるチャンスがある、という楽しみがあります。
"The rainbow with rain in Kyowa Town"
再び降り始めた雨空を見上げると、今度は二重の虹が。
ニセコパノラマラインを降りてもなお、二重の虹はしらばく上空を飾っていました。
"A french-fried Chicken Restaurant Otaru Wakadori Naruto"
ガソリンが乏しくなってきたので、岩内町を経由でガソリンを補給、
そこから共和町、仁木町、余市町を通って20時頃、小樽に到着。
小樽名物のひとつ、"若鳥時代なると"の鶏の素揚げを食べて札幌に戻りました。
今回は、全行程、約240kmのドライブ。
1日で北海道の秋を満喫できるルートでした。
ニセコグルメを楽しむには、ニセコか倶知安町(いずれもニセコエリア)での一泊をおすすめします。
【神仙沼自然休養林】
北海道岩内郡共和町前田
今回周ったルート
・定山渓温泉(札幌市)・中山峠(札幌市・喜茂別町)・留寿都村・洞爺湖町・真狩村・ニセコ町・蘭越町・共和町・岩内町・仁木町・余市町・小樽市
・札幌市内より国道230号→道道66号(ニセコパノラマライン)→道道604号→道道877号→国道276号→国道5号
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