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コートダジュールの半島、Saint-Jean-Cap-Ferratサン=ジャン=キャップ=フェラ。世界有数の超高級別荘地です。一度は見ておきたい夢のような大邸宅と日本庭園を含む広大な庭園がそこに存在しています。
それがVilla&Jardins Ephrussi de Rothschild ヴィラ&ジャルダン エフルッシ・ド・ロスチャイルドです。九つのテーマごとに造られた庭園の一つ、フランス庭園から見た邸宅がこちらです。
銀行家アルフォンス・ド・ロスチャイルド男爵の娘ベアトリス・エフルッシ・ド・ロスチャイルドが1905-1912年に建てた邸宅です。その存在は知っていましたが、今回初めてその大邸宅の見学に行ってきました。その全貌は①邸宅、②庭園の2回に分けてご紹介します。先ず邸宅から観ていきましょう。エントランスはこんな感じ。
海を見渡せるサロン。
内装、美術品、調度品、家具…ベアトリスの細部にも手を抜かない美しさへのこだわりを感じます。
こんなベッドルームに憧れる女子も多いでしょう。
とにかく全てにおいて美しいものだけに囲まれた生活。膨大な食器コレクション。
ご覧いただいているようにベアトリスは邸宅の外観、内装、コレクションからとても女性らしいセンスの持ち主だったようですが、その反面、スポーツウーマンでもあったそうです。色々な事に興味を抱くバイタリティーのある女性だったのかもしれませんね。
この部屋で手紙を書いたり…。
邸宅から見た海。
少し離れますが、ニュース&レポートで紹介したヴィラ・ケリロス邸もここから見ることができます。
https://news.arukikata.co.jp/column/sightseeing/Europe/France/BEAULIEU/252_888978_1539782113.html?w=252
邸内にはレストランも併設されているのでランチへ。
少し早めに行ったので眺めの良い席に案内してもらいました。
私はチキン、マンゴー、グレープフルーツ、ホウレンソウのサラダ、新鮮です。
フランス人の夫はマグロを軽くローストしたものとエスリック風サラダの取り合わせ。一口頂きましたがマグロのロースト具合がしっとりしていて美味しかったです。
ロスチャイルド家に生まれたベアトリス、父親の莫大な遺産を受け取り、この大邸宅と造園にその情熱を傾けて行くことになります。
次回②では庭園を中心にご紹介します。邸宅から見た庭園、これはごく一部です!とにかく広大、お楽しみに!
Villa & Jardins Ephrussi de Rothschild ホームーページ
https://www.villa-ephrussi.com/fr/villa-dhier-aujourdhui