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2018年もあと少しになりました。クリスマスが終われば大晦日のカウントダウンです。パリで恒例のカウントダウンスポットといえば凱旋門とシャンゼリゼ通り。そして12月31日17時から1月1日12時にかけて、パリ市内および郊外をつなぐ公共交通機関は無料で終夜運行されます。
12月31日深夜の凱旋門では、新年を祝うためのプロジェクションマッピングと花火が、フランスの大手小売店モノプリとコラボして催されます。
まず同日23時20分から20分間は「友愛」をテーマにしたプレショーが流れます。2019年は「人間と市民の権利宣言(1789年)」から230年、パリで開かれた国連第3回総会において採択された「世界人権宣言(1948年12月10日)」から70年に当たります。
その後23時40分からは「友愛」がテーマの本編がスタート。「国際的なパリ」「世界への開放」「共に生きる」「環境の尊重」「連帯」「差別に対する戦い」「スポーツ」「祝祭」「2019年友愛のパリ」「2019年への最終カウントダウン」「打ち上げ花火」とスペクタルが行われます。
地下鉄は「1」「2」「4」「6」「9」「14」の線が1月1日(つまり12月31日の深夜)2時15分から5時30分まで運行されます。ただし、すべての駅が開いているわけではなく、一部の駅は閉まります。RER線も12月31日は、通常の終電時間の後もパリからパリ郊外へ向けて運行されます。ただしRER A線とB線は両方向が走ります。深夜バス「Noctilien」も動いています。
列車およびバス各線の詳しい運行状況は、パリ交通公団(RATP)の大晦日の路線図に掲載されていますので、そちらも併せて参照してみてください。