キーワードで検索
2018年に環境省が実施した
「夏の星空観察 デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」
の結果、小笠原諸島は3度目の星空日本一になりました☆彡
パチパチパチパチ~♪(拍手)
以前も同様の調査が行われていましたが2012年以降中断されていたため
5年ぶりの実施です。
今回の調査には33都道府県214地点が参加しています。
各地で撮影された星空の画像データを解析し、地点ごとの
夜空の明るさ(星空の見やすさ)が等級で発表されました。
等級(mag/□"(マグニチュードパー平方秒角))の目安は
21以上 天の川の複雑な構造が確認でき、星団などの観測ができる
20以上~21未満 山や海などの暗さ、天の川がよく見られる
19以上~20未満 郊外の暗さ、天の川が見え始める
18以上~19未満 住宅地の明るさ、星座の形がよくわかる
17以上~18未満 市街地の明るさ、星座の形が分かり始める
17未満 都市部の明るさ、星はほとんど見られない
数値が大きい → 夜空が暗い → 星がよく見える
数値が小さい → 夜空が明るい → 星が見えにくい
というもので
調査に参加した214地点の平均等級は19.85mag/□"
一番数値が小さかった地点は東京都心の16.0mag/□"
一番数値が大きかったのが小笠原諸島の22.5mag/□"
という結果になりました。
21以上あれば天の川の複雑な構造も確認できるとされているため、
小笠原諸島の22.5はダントツです!
環境省は各地の等級を発表しているだけで、ランキング付けは
行っていませんが一番数値が大きかったということは、
日本一の星空ということでしょう☆彡
かつての調査で2011年2012年と2年連続星空日本一に
輝いていましたので、これで3度目の星空日本一となり
島民にとっては大変誇らしい結果となりました。
ただし、島内でも港周辺は街灯が多く空が明るいため、
レンタカー・レンタバイクで街灯のない海岸などに行き
観察するのがおすすめです。
なお今回の調査で星空を撮影したのは父島コペペ海岸です。
またガイドの説明を聞いたり、望遠鏡を使用して観察する
スターウォッチングツアーに参加するのもおすすめですよ。
詳しい調査方法等については環境省HPをご覧ください
環境省 星空観察『デジタルカメラによる夜空の明るさ調査』
調査結果一覧