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雪化粧した「清水寺」

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2019年1月29日
公開日
2019年1月29日
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前ぺージからの続きです。

27日の朝、二年坂から三年坂を経て清水寺に向かいました。

東山と言いますと、春は桜、秋は紅葉の美しい季節がありますが

雪の日の東山は、モノトーンの世界です。

《明保野亭》

三年坂の中ほどにあるのは食事処の「明保野亭」。

明保野亭は幕末の時代、志士達の会合の場でもありました。今も営業されています。

激動の時代、坂本龍馬と中岡慎太郎が近江屋事件で亡くなったのは1867年の11月でした。

坂本龍馬33歳。中岡慎太郎29歳。

志士達が夢見た明治維新は、その翌年の1868年10月でした。

三年坂を経て清水寺参道を歩きます。

前回、清水寺にお参りしたのは去年の12月でした。

あの時は、全山燃える紅葉景色が広がっていました。

《全山・モノトーンの世界》

雪景色の中に映える三重塔。(平安時代初期847年の創建)

塔の高さは約31メートル。

現在の塔は古様式に則って昭和62年(1987)に総丹塗りとともに、

桃山様式を示す極彩色文様が復元されています。

境内から見る京の町。

現在、清水寺では、50年に1度ともいわれる大規模な改修・修繕工事が行われていて、

2017年初めの工事開始から2020年の工事終了まで約3年の歳月をかけて「清水の舞台」で知られる

本堂の全面修復が行われています。

本堂から見る京都タワー方面。

こちらは、錦雲渓。寺院北に広がるのは紅葉谷。

正面に見える赤い塔は、子安塔。

広い境内を回り、子安塔の所まで来ました。

子安塔は、高さ約15メートルの美しい三重塔です。

モノトーンの空からは、再び雪が降り始めました。

1月27日。雪の朝の清水寺でした。

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