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山頂に真っ白なビーチ広がるフォトジェニックな『日向山』登山

水月

水月

山梨特派員

更新日
2019年5月7日
公開日
2019年5月7日
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ミツバツツジが美しく咲く5月。

子どもの日に、山梨県北杜市白州町の『日向山(ひなたやま)』登山に出かけました。

朝7時過ぎに矢立石登山口駐車場に到着。10台ほどしか停められない駐車場は、ほぼいっぱいでした。10連休でもあり、快晴でいちばんいい季節だということもあって多くの方が訪れていました。

準備をして7時30分に出発。最初から、登りが続きます。

土に丸太で階段を作ったような山道ですが、「日向山ハイキングコース」と呼ばれるだけあり、きちんと整備されているなあと思いました。「10/2」とあるのは、おわかりかと思いますが10分の2登ったということです。

こんな看板も。登山初心者のわたしは知らないことばかりですが、登りの人が優先なんですね。下りの人とすれ違うとき、みなさん道を譲ってくださいました。道も看板もしっかりしていて、この山で迷うことはなさそうです。

「10/3」辺りで1度休憩をして、あとはゆっくりと登り続けました。ハァハァ、やっと「10/9」だ。途中からクマザサが生い茂るようになります。向こうにある細長い機会のようなものは「アメダス自動雨量計」です。

着いた! って、え、これが頂上?

そうなんです。『日向山』の1656.6mの頂上には、展望も何もなく「三角点」と刻まれた標石があるだけ。でもこれからがお楽しみ! 数分歩くと。

おお~、砂浜だ! まぶしく白いビーチがなぜか山頂に広がっているんです。

ここが、雁ヶ原(がんがはら)の砂浜。この砂は、花崗岩が風化したものだそうです。

それにしても、不思議な風景です。

八ヶ岳が美しい。がんばって登って、よかった。

振り向くと、南アルプス連峰甲斐駒ケ岳がこんなに間近に大きくそびえていました。感動!

家族で、カップルで、友人たちとにぎやかに、みなさん思い思いに砂の上での時間を楽しんでいました。

こんなフォトジェニックなアングルも楽しめます。

同行してくれた山登りの先輩が珈琲を淹れてくれて、ふたりのんびりと風景を楽しみました。

登りにかかった時間は、1度休憩をはさみ、初心者のわたしの足で約1時間50分でした。

下りは、道を譲りながらゆっくり歩いて約1時間15分でした。(雁ヶ原から「錦滝」へ下るコースもあったそうですが、今は危険区域ということで閉鎖されています)

小学校に上がる前のお子さんたちや、70歳代くらいの方々も登っていました。まさに、老若男女すべての人が楽しめる山登りのコースなんですね。

緑萌ゆる季節。山頂に広がる真っ白いビーチを目指して、日向山を登ってみませんか。

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『日向山』

住所 〒408-0315 山梨県北杜市白州町白須

北杜市観光協会「ほくとナビ」ホームページ https://www.hokuto-kanko.jp/sp/mt_hinata

公益社団法人やまなし観光推進機構ホームページ https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p2_2225.html

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