キーワードで検索
柳津町と西会津町に跨る信仰の山「飯谷山」へ行って来ました。
会津坂下から柳津に掛けての只見川沿いからも良く目立つ里山で、標高は783m。
その名は「背後から見ると、飯を盛ったのに似ているから」(新編会津風土記)に因みます。
今回は、野老沢(ところざわ)集落先からの周回ルートで巡ります。
林道の途中にある登山道入口
個体数は多くありませんが、貴重なヒメサユリも咲いていました。
所々に設置してあるクマ除けの一斗缶。
叩いて大きな音を出し、クマを遠ざけるものです。
ブナに囲まれた尾根で高度を上げて行きます。
飯谷神社旧本殿(奥ノ院)
山頂の様子です。
(柱票)
山頂はややナイフリッジ的で、特に西側は切れ落ちています。
先の新編会津風土記には「慶長16年に地震で山崩れを起こした」とあり、無関係ではなさそうです。
西側に、西会津町の中心部と新潟県境の山々
山頂を後にし、小杉山コースとの分岐を左へ下ります。
途中にある展望スポットより、柳津町の中心部とその先に会津盆地を望みます。
スッキリとしていれば、会津磐梯山なども見ることが出来ます^^;
登りのルート上にある展望案内と概ね合致する眺望です。
只見川に掛かる柳津橋と柳津町の中心部です。
中央左寄りには、福満虚空蔵尊圓蔵寺も見えています。
途中、清水頭の滝へも立ち寄ってみました。
この後、林道へと合流し、起点へと戻ります。
駐車スペースの脇では、ホオノキの花も見ることが出来ました。
(GPSログ)