キーワードで検索
今年は、3年に1度に開催される瀬戸内国際芸術祭2019が開催中です。瀬戸内海に存在属する12の島と2つの港のいたるところに現代アートが展示され、国内外から注目を集めています。
香川県の高松港が島へ渡る玄関口と思われていますが、中には、岡山県側から行く方が近い島もあります。その玄関口が「宇野港」です。
ここが「JR宇野駅」です。
瀬戸大橋が開通するまでは連絡船があり、港に直結していました。
駅に出ると正面からオブジェが出迎えてくれます。
この宇野駅の外壁もアートのひとつで、イタリア人のエステル・ストッカーの作品です。このバラバラの線が、ある地点から眺めるとつながって見えるそうです。
駅の周りを不審者のように歩きまわったけど、残念ながら私にはわかりませんでした。((+_+))
レンタサイクルも宇野駅の横にあります。
穏やかなお天気の時は、港町を自転車で駆け抜けるのもいいなぁ…と思います。
今の暑さではムリですが、9月28日から始まる秋の芸術祭の頃は、颯爽と自転車でアート巡りも良いと思います。
駅前の公園にも「愛の女神像」をはじめ、いくつがの作品があります。女神像は左臀部に手を置きながら願い事をすると恋が成就するともいわれていますが…。どうなんでしょう?
不用品を集めて作られた「真庭のシン」。
真庭市から芸術祭の間だけの借り物だそうです。よ~く見ると、足は羽釜でできています。
広々とした第一突堤にやってきました。正面が香川県の直島です。目と鼻の先で、フェリーで約20分です。
瀬戸内国際芸術祭の会場となる島の中でも、直島は島そのものがミュージアムといわれ人気があります。
大型客船バースはクルーズ船の寄港が年々増えて、「飛鳥Ⅱ」も停泊した事があります。この秋には「ぱしふぃっく びいなす」が寄港する予定です。
連絡船が廃止された現在は、かつての賑わいはありませんが、宇野と高松、瀬戸内海の島々(直島・豊島・小豆島)を結ぶ航路が今もあります。
こちらは「舟底の記憶」という名のついたアート。
廃船になったスクリューに黒く塗った鉄くずが貼りついています。
「チヌ」
これも近場で集めたゴミからできています。「真庭のシン」と同じ作家さんです。
猛暑の中、作品を見ているとピン! と来て、カメラマンを夫にお願いをしたら
「もっと、腕を上げて! 下に向けて! もっと、右に寄れ~。」
と、松岡修造並みに力を入れてくれて、周りにいた人たちも「チヌ」より私たちの方に目が釘付け状態でした~。
その写真がこれです。
作品名 「み、み、水…。」
隣には「コチヌ」もいました。この作品は滑り台になっていました。
まだまだ、作品はありましたが、この後はお腹がすいたので玉野の美味しいもの巡りです。♪
【あつまる夏】 2019年7月19日(金)~8月25日(日)38日間
【ひろがる秋】 2019年9月28日(土)~11月4日(月)38日間
住 所 玉野市築港1丁目1-3
電話番号 0863-21-3486(玉野市観光協会)8:30~17:00(水曜日・祝日休み)
アクセス JR宇野駅より徒歩約5分