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五山の送り火「鳥居形」

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2019年8月17日
公開日
2019年8月17日
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十六日の京都は、「五山の送り火」でした。

この夜の京都は、いろんな所で送り火の行事が行われています。

送り火の行われる時間は、交通規制があるので、自転車で

嵯峨野・広沢池の灯籠流しと、近くの曼荼羅山に燃え上がる五山の送り火「鳥居形」を

見に行きました。

≪広沢池灯籠流し≫

広沢池(ひろさわのいけ)は、右京区嵯峨広沢町にある周囲1.3kmほどの池です。

別名遍照寺池(へんしょうじのいけ)。

広沢池は、春には桜。秋には池の周りの山々の紅葉が見事です。

また時代劇全盛の頃、ロケ地としても多く登場していました。

広沢池灯籠流しでは、児神社(ちごじんじゃ)で塔婆施餓鬼供養・御詠歌奉納を行い、

その後、仏様の5つの智恵を表すと言われている5色の灯籠が広沢池に浮かびます。

緩やかな風で灯篭は東に流れていました。

≪五山の送り火・鳥居形≫

広沢池から清滝道へと移動しました。

夜空には綺麗な月が浮かんでいます。

時計を見ると、八時。五山の送り火の時間です。

五山の送り火は、約三十分の 炎の行事です。

八時には「右大文字」が点火され、八時十分に「妙」。八時十分に「法」。

八時十五分に「船形」。八時十五分に「左大文字」。八時二十分に、嵯峨野・曼荼羅山。

八時二十分。鳥居形が燃え上がりました。

五山の送り火の炎は、五ヶ所の炎を全てを見るのは 飛行機やヘリコプターなら可能ですが、地上からは建物もあり難しいです。

特に清滝道は、市内でも奥まった所にあり「鳥居形」は目の前に見られますが

他の左右の大文字や妙や法や船形の炎は見えません。曼荼羅山に燃え上がる「鳥居形」。

縦76m 横72mの大きな鳥居です。

ぺージラストは、嵯峨野からの帰り道、

桂川から見る鳥居形。

8月16日。お盆に戻ってこられた精霊と、行く夏を見送った夜でした。

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