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9月初めの「流れ橋」を歩く

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2019年9月8日
公開日
2019年9月8日
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《日本最長級の木橋》

京都府久世郡久御山町と八幡市を結ぶ、木津川に架けられた木橋「上津屋橋(こうづやばし)」(流れ橋)に行って来ました。

この橋は、川が増水すると橋桁が流される構造を持つ流れ橋であることから、流れ橋、

あるいは木津川流れ橋、八幡流れ橋とも呼ばれています。

《時代劇のロケ地》

流れ橋は、木津川に架かる全長356.5m。幅3.3メートルの日本最長級の木橋です。

ここは、時代劇のロケ地としても有名で、この橋を藤田まことさん演ずる、中村主水が渡り、

水戸黄門や暴れん坊将軍が通りました。

八幡市側の橋の入口横には、故・俳優藤田まことさんが、寄贈された「流れ橋」の石碑があります。

流れ橋は、入り口の注意看板にも書かれてますが、

欄干がありません。

流れ橋は、これまで幾度も台風や豪雨で流れていて、

2018年6月8日に22回目の復旧をしています。

橋の長さは356.5メートル。

往復で歩くと結構な距離です。

幅は、3.3メートル。

幅3.3メートルは、広いようで狭いようにも感じられ

向こうから歩いてくる人がいると、橋の幅が狭く感じられます。

そして橋の高さですが、川底から約5メートルの高さに橋はかかっています。

橋を歩いていると、5メートル+自分の身長がありますから、かなり高く感じられます。

木津川は暴れ川とも言われます。

木津川は川幅も広くて、以前の橋からは更に75cm、高さをかさ上げしていますが

台風豪雨の時は、この橋が流れて行くのですから

自然の持つエネルギーは本当に脅威です。

《流れ橋(上津屋橋)》

〇所 京都府八幡市上津屋宮前川端

〇アクセス

△八幡市側から

京阪本線「八幡市」駅から京阪バスで約15分「上津屋流れ橋」下車、徒歩5分

△久御山町側から

京阪本線「淀」駅から京都京阪バスで約20分「佐山」下車、徒歩10分

近鉄京都線「大久保」駅から京都京阪バスで約15分「佐山」下車、徒歩10分

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