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《日本最長級の木橋》
京都府久世郡久御山町と八幡市を結ぶ、木津川に架けられた木橋「上津屋橋(こうづやばし)」(流れ橋)に行って来ました。
この橋は、川が増水すると橋桁が流される構造を持つ流れ橋であることから、流れ橋、
あるいは木津川流れ橋、八幡流れ橋とも呼ばれています。
《時代劇のロケ地》
流れ橋は、木津川に架かる全長356.5m。幅3.3メートルの日本最長級の木橋です。
ここは、時代劇のロケ地としても有名で、この橋を藤田まことさん演ずる、中村主水が渡り、
水戸黄門や暴れん坊将軍が通りました。
八幡市側の橋の入口横には、故・俳優藤田まことさんが、寄贈された「流れ橋」の石碑があります。
流れ橋は、入り口の注意看板にも書かれてますが、
欄干がありません。
流れ橋は、これまで幾度も台風や豪雨で流れていて、
2018年6月8日に22回目の復旧をしています。
橋の長さは356.5メートル。
往復で歩くと結構な距離です。
幅は、3.3メートル。
幅3.3メートルは、広いようで狭いようにも感じられ
向こうから歩いてくる人がいると、橋の幅が狭く感じられます。
そして橋の高さですが、川底から約5メートルの高さに橋はかかっています。
橋を歩いていると、5メートル+自分の身長がありますから、かなり高く感じられます。
木津川は暴れ川とも言われます。
木津川は川幅も広くて、以前の橋からは更に75cm、高さをかさ上げしていますが
台風豪雨の時は、この橋が流れて行くのですから
自然の持つエネルギーは本当に脅威です。
《流れ橋(上津屋橋)》
〇所 京都府八幡市上津屋宮前川端
〇アクセス
△八幡市側から
京阪本線「八幡市」駅から京阪バスで約15分「上津屋流れ橋」下車、徒歩5分
△久御山町側から
京阪本線「淀」駅から京都京阪バスで約20分「佐山」下車、徒歩10分
近鉄京都線「大久保」駅から京都京阪バスで約15分「佐山」下車、徒歩10分