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王子ヶ岳から宇野港に戻る王子マリンロード430沿いに玉比咩(たまひめ)神社があります。
万葉集にも読まれるくらい古い神社です。
ここに来た目的は、巨大な御神体のパワーをいただくためです。
まずは、鳥居をくぐりお参りをします。
昔はこのあたりまで入江だったそうで、舟で訪れる人もいたそうですよ。
祭神は豊玉姫命で竜宮城の乙姫様です。
拝殿の横には、神社の御守りの謂われがありました。
「お守り支綱」と言って、新造船が始めて海に進水する時に使われる"支え綱"を使った物らしいです。
なんで、そんなものをお守りにしたのかというと、進水式は人間にたとえると誕生にあたり
支え綱は"へその緒"に見立てられ、安産のお守りとして昔から珍重されていたそうです。
玉野市は造船の街で、現在は三井造船玉野営業所で進水式に使った支え綱を使っているそうです。
末社の臥龍稲荷神社奥宮へ登っていくと海が見え、昔の入江の様子と造船で栄えていることがよくわかります。
今回はメッチャ暑かったので、途中まで………。
そして、ジャーン!
こちらが御神体の「霊石」です。
この御神体もかつては、波に洗われていたといいますから、舟で来られたのも納得です。
橋を渡り、ペトッと触れてみました。
ある意味、これも絶景ではないでしょうか。
脇に石の由来が書かれています。
ざっくりと解説すると
ある夜、この岩から3つの火の玉が飛び出し、玉比咩神社の背後の山、臥龍稲荷神社奥宮へひとつ
西大寺は「はだか祭り」で有名な西大寺観音院霊場、最後の一つは牛窓へ
そんな聖なる地に火の玉が飛んでいったということから
この御神体が、きわめて神聖なものとして伝承されているみたいです。
さてさて、どんなパワーがいただけたのかな?
住所〒706-0012 玉野市玉5-1-17