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前記事10月27日の、哲学の道から法然院へと歩いた日の
スナップ写真です。
哲学の道を歩いて、南禅寺へと来ました。
青もみじの中に見えるのは、重要文化財の三門。
「三門」とは、「山門」とも表されますが、仏道修行で悟りに至る為に
透過しなければならない三つの関門を表す、空、無相、無作の
三解脱門を略した呼称だそうです。開創当時のものは文安四年の火災で焼失しました。
現在の三門は寛永5年(1628)に再建したもので、禅宗様式で建てられた圧倒的な存在感です。
また歌舞伎「楼門五三桐」の石川五右衛門の伝説でも有名な三門です。
こちらは、南禅寺境内を横切る赤煉瓦の「水路閣」。
琵琶湖疎水を上部に流す陸橋で、古代ローマ風の建築様式。
ひなびた色合いが南禅寺の古めかしさと相まって、とても良い感じです。
「水路閣」はインスタ映えする人気スポットとして、沢山の方が写真撮られていました。
南禅寺を後にして、鹿ケ谷通りから白川通りを経て
真如堂近くの迎称寺(こうしょうじ)へと来ました。
土塀に咲く萩の花が風情を感じます。
非公開のため寺内には入れませんが、土塀と萩の景色は、
趣のある秋景色です。
真如堂へと入りました。
まだ青もみじが殆どですが、これからの朝晩の冷え込みで
色付いて来そうです。
京都観光で、行きたい所が近くに点在する場合は、ウォーキングを兼ねて徒歩での移動もお勧めです。
この日、哲学の道⇒法然院⇒南禅寺⇒迎称寺⇒真如堂への歩数は9300歩。
距離は7.4キロでした。
10月も明日は月末です。
木々が色づく季節がそこまで来ています。